彼女最強伝説 (ページ4)

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2話ページ4

ま「着いたー！よかった。」

　『そうだな､､､。』

ま「どうかした綾香？」

　いや、

　『まふは､､､いや、なんでもないや。』

　まふは、気づかなかったのか？

　おそらくあいつは、私たちの能力を覗こうとしてきた。

　それだけならいいのだ。

　能力を覗くのは、覗く側が覗かれる側より多い魔力量を

　保持してないとできないのだから。

　だがあいつは、”俺が覗かれたとわかるくらいの魔力”を

　保持していた。

　つまり、俺たちの三分の一くらいは魔力量を保持している
　
　と言うことだ。

　少し、気にかけておくか。

　不意打ちで超熟睡、というか爆睡してたら、

　怪我くらいはさせられちゃうかもだしなぁ。

ま「綾香、Fクラスでいいんですよね？」

　『うん。』

　あいつはきっと訝しむだろう。

　だって、自分より魔力量が上のやつが下のクラス、それも

　Fクラスにいるんだから。