チート少女は、救済する。2

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夢を見た






織田作が死んでいくところ









目の前に真っ赤な血溜まりが見える。



『っ！！織田作！！？』





そこには、織田作と、ミミックのボス、ジイド。



ジイドはもう息絶えていた。






『織田作っ、織田作！！し、止血しなくちゃ…！』





織田作を抱き抱えた。





ぬめりのとした感触がした









その瞬間
血がたくさん出て、、、織田作が死んでいた。








『…織田作？』






目が開かない






嘘でしょ？








『織田作！？織田作っ！！織田作っ！！返事して！？ねぇ！？嘘って言って！？ねぇ、目を覚ましてよ！！織田作っ！！織田作っ！！』









『いやぁぁぁ！！！！』









ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『っ！！』




目が覚めた






『っ、はぁ、はぁ、、はァはぁ、』







蘭「夏夜！？大丈夫！？」

園「夏夜！？」





『…はぁ、…っ、、蘭？…園子？』









園「あんた、マラソンやっている途中で倒れたのよ！？ほんとに、心配した…っ…」





今にも泣きそうな顔









『…ごめんね…蘭、園子』






蘭「夏夜…全然寝てなかったの？…それに、ご飯も……」







『…ごめん』

頭に触れると包帯が巻かれている



倒れる時に頭を切ったか…






園「…とにかく、目が覚めてよかった……」







『…今、何時かわかる？』








園「今は昼休みね。1時半くらいよ3時間目に倒れたからあんた、2時間くらいしか寝てないわよ。…早退、した方がいいんじゃないかしら」







『…そうだね。うん、早退しよっかな…』







蘭「じゃ、私は持ってくるね！夏夜の荷物！」









園「先生に送ってもらう？それとも私のところ呼ぶ？？」









『いや、大丈夫。1人で帰れるよ。』









園「…そう、、、あんまり、無理すんじゃないわよ…」







『…うん、…そうだね。ありがとう、園子』









蘭に持ってきてもらった荷物を持ち、学校を出た









『…はぁ、、ミスったなぁ………』







まともに寝てないし、ご飯も食べてない。





そりゃ、、倒れるよね……








『…織田作。』






織田作、私は、どうすればいい？




私は、あなたの死を受け入れられていない。









自分がしなければいけないことが、









自分が目指していたものが分からなくなりました

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