【AU】朝起きたら異世界に飛ばされていた件。

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A side

「…可哀想？君が抱えてる偽物チャンの支配から逃れられるんだから、全然可哀想じゃないでしょ？むしろ幸せだよ！」
「he、その考えは俺でも理解できないな。あー腹減った…」
「飴持ってますけど、要ります？」
「ああ、こっちに投げてくれ！」
「よっ…」ﾎﾟｲｯ
「あ、その方角はまずいな…」

グサッ

「あっ」
「ふざけんな食べ物を粗末にした罪は重いぞその薄汚い命を持って償えカスこのクソ棘野郎ｯｯｯ！！！！！！！！」
「ヴッ耳が…えっ…そんな怒るの…？」

＊HorrorのATKとDEFがあがった！…って何言わせるんだ。
てかあのゴミ袋の派生ろくでもないな。

「500年以上生きて、色々な奴を見てきたが…アイツはキレると一番ヤバい。」
「「「「同じく。」」」」(闇au一同)
「Horrorっていうだけあるよね…僕的にはHelp＿taleの方が怖いけど…」
「Ink、君の意見は求めてないよ。」ﾆｺｯ
「Dreamって凄い良い笑顔で辛辣なこと言うよね知ってたけど！！！！」
「皆戦いながら話してて凄いんだぞ！！」

そう。抱えられてる私はともかく全員ヤバい芸当をこなしているのである。

まずNightmareさん。触手で棘を掴んだり当たるギリギリのところで避けたり。煽っていくスタイル。
次にCrossさん。めちゃくちゃ重そうな剣で攻撃をはじいている。物凄い速度で。
その3、Murderさん。骨をぶん回して戦ってる。どうやって回すんだろ…
その4、Erorrさん。糸や赤い骨を使ってる。目で追えない。
その5、Despairさん。片手で私を抱えて空中を飛び回ってる。たまに刀で防御してる。
最後に…Horrorさん。もはや言うまでもない。食べ物の恨みは恐ろしい…無事に暴れ回ってます。
因みにDreamさんやBerryさん、Inkさんは筆を振り回したり、2つの剣で防いだり、骨を使ったりと、皆上手く対応している。



















私と似てる子は…時々こっちまで悲しくなるような…悲しそうな顔をしていた。

私が何か、しちゃったのかな…















*

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