終息 ページ44
それから少しして、私は烏間お兄さん、イリーナお姉ちゃん、クロお姉ちゃん、京介とともに、川島の元へ向かった。
超能力実験を終息させるために。
もうこれ以上、被害が出ないように。
川島のアジトに乗り込み関係者を拘束し、また触手細胞を悪用しようとしていた、元防衛省職員の高岡、そして川島を捉え、一連の騒動は幕を閉じたのだった。
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そして、パパはというと
今もなお眠ったままで、パパは目を覚まさない。
睡眠状態の方が活動量もなく、細胞の負担も少ないからと、クロお姉ちゃんが生体コントロールで眠らせていた。
私もまた日々、クロお姉ちゃんと一緒にパパの体の維持に努めている。
でも、もしかしたらもう………
二度とパパと会えなくなったら？
そんな嫌なことが、私の頭に浮かんでくる。
やだ、パパ行かないで！
私を置いていかないで！
そう強く願って、今日もまた家にいる時は、ずっとパパの側から離れなかった。
「クロお姉ちゃん、代わるよ。」
最近は、クロお姉ちゃんと交互でパパの生体コントロールを行なっている。
クロお姉ちゃんは、ありがとうと言って、私の頭を撫でると、パパの部屋から出て行った。
クロお姉ちゃんは、なんだかんだ言って、私を助けてくれる。
記憶を思い出させる時には怖い存在だったけど、後にあれは演技だったと謝ってくれた。
やっぱり、クロお姉ちゃんはいい人だ。
最近はずっと、家にいてくれる。
このままずっと側にいて欲しいな。
何故だかクロお姉ちゃんには、言葉では表せない何かを感じていた。
なんていうんだろう。
クロお姉ちゃんは、なんとなく自分に似てるなとか。
きっと私が成長したら、クロお姉ちゃんみたいになるのかなとか、考えたり。
それに、使える力も一緒だから。
まるで、自分自信の様にさえ、感じてしまうこともあるんだ。
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江華 - 番外編も更新頑張ってください！ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: fbe2f2b326 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» 完結はしましたが、本編で載せられなかったお話しがいくつかあるので、番外編を出したいとは思っていました。丁度お声を下さりありがとうございます！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» コメントありがとうございます。すいません、返信遅くなりました。最後まで読んで下さりありがとうございます。作者の励みになっております！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - 完結お疲れさまデーース！ これで完結、なんか寂しいです(泣) 、時間があれば番外編書いてくれますか？ (2018年11月14日 19時) (レス) id: fbe2f2b326 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» コメントありがとうございます。すいません、返信遅くなりました。スランプ気味で亀さん更新ですが、少しずつ更新出来るよう頑張っていきますので、応援宜しくお願いします。 (2018年5月10日 22時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2018年5月2日 23時
