クロ「つ、ついに私…學峯さんと……大人の階段のぼっちゃった！」學「誤解を招く様な発言は控えなさい。」クロ「だって本当のことだもん！！はあ、學峯さんたら激し過ぎ！」學（どうやったらこのバカの捻じ曲がった思考を正しく教育できるのだろうか……） ページ34
學峯side
目が覚めた私は、抱きしめていたクロに気が付いて、さあっと血の気が引いて固まる。
なんで何も着てないんだこのバカは！！
真っ裸の彼女を見て、流石に色々不味いのと、一先ず今起きられても困るので、起こさないように掛布団を掛けてすぐに離れる。
「はあ……」
朝からどっと疲れた……
精神的疲労が大き過ぎるな。
「學峯さんのえっち♡」
ピクッと眉が動いて振り返る。
そこには上半身を起こしてこちらをニヤニヤとした笑顔で見ているクロがいた。
もちろん体は布団で隠れている。
「君が服を着ていないのが悪いだろ。」
「えっ、覚えてないの？
學峯さんが脱がしたんだよ。
あんな積極的に求められたら、もう私困っちゃう♡」
今すぐにクロを殴りたい衝動に駆られるが、私は強い精神力で耐え抜いた。
「それはそうと、体は大丈夫かい？」
「えっ……？」
キョトンとしている彼女にまさか体のどこかが悪いのか心配になるが。
「昨日學峯さんに激しくされたから、腰とアソコが痛いかも♡」
私は無言でクロに近づくと、彼女の頭に拳骨を落としたのだった。
ゴツン！！
「ひっど〜い。
頭たたくなんて……」
「自業自得だ。
で、腕は？」
彼女は、「大丈夫」と言って左腕を挙げる。
昨日のことが嘘の様に、腕は元どおりになっていた。
「それも、超能力の一つか。」
「生体コントロールかな。
元どおりでしょ！！」
「確かに。」
「でも、まだちょっとね……
ねぇ、學峯さん。
服着替えるから手伝って♡」
「却下！」
すぐ調子に乗る。
でも、まあ………
「お帰り。」
シュッ！！
「ただ今學峯さん！！」
一瞬にして私に抱きついて来た彼女の勢いに押されて、その場に倒れるようにして座る。
もちろん彼女は、いつの間にか私のシャツを着ていた。
「それも超能力か……」
「そうだよ。
ねぇ、どう彼シャツ？
萌える？」
シャツの裾から出た真っ白な両足とお尻。
見えそうで見えないその姿に、私は頭を抱えたくなる。
下着を履いてないのかこのバカは……
「バカとか言わないでよ……」
「あっ、因みに下だけじゃなくて、ブラもしてないよ♡
今はノーパンに、ノーブラ！！」
全くこのバカは……
ゴツン！！
その後私は本日二度目の拳骨をクロにお見舞いしたのだった。
クロ「ねぇ、ちょっと、ねえってば！」學「……」クロ「無視反対！」學「君の行動に問題があるからだろ。」クロ「だって學峯さんと、あんなことやこんなことをしたいと思っちゃうんだもん！」學「全く君は….…（その内規制がかかりそうだな）クロ「冷静に分析してるし…もう、お堅いんだから。」→←ピンチ！
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江華 - 番外編も更新頑張ってください！ (2018年11月15日 21時) (
レス) id: fbe2f2b326 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» 完結はしましたが、本編で載せられなかったお話しがいくつかあるので、番外編を出したいとは思っていました。丁度お声を下さりありがとうございます！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» コメントありがとうございます。すいません、返信遅くなりました。最後まで読んで下さりありがとうございます。作者の励みになっております！ (2018年11月15日 21時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
江華 - 完結お疲れさまデーース！ これで完結、なんか寂しいです(泣) 、時間があれば番外編書いてくれますか？ (2018年11月14日 19時) (レス) id: fbe2f2b326 (このIDを非表示/違反報告)
壱(プロフ) - 江華さん» コメントありがとうございます。すいません、返信遅くなりました。スランプ気味で亀さん更新ですが、少しずつ更新出来るよう頑張っていきますので、応援宜しくお願いします。 (2018年5月10日 22時) (レス) id: eca00d5e47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：壱 | 作成日時：2018年5月2日 23時
