後悔 ページ45
ジョージは途方に暮れていた。
昨日からフレッドの機嫌がすこぶる悪いからだ。
夕食の時は肉を食べてるだけで、まるで人肉でも食べてるのかと思うほどの凶悪な顔つきと負のオーラ、寮は向かう足取りは苛立ちを隠しきれてなかったし、寝る時のおやすみも____どんなにイラついてても律儀に挨拶はするんだが_____その声からは怒りが滲み出ていて、おやすみを返すのにも数秒遅れてしまったくらいだ。
これを感じ取っているのはジョージだけで無く、リーはもちろん、友達のアンジェリーナやアリシアなどのグリフィンドール生____そして他寮の生徒さえも感じ取っている。
「ンン゛______よっフレッド！次のイタズラの良〜いアイディアを思いついたんだ！早速試してみないか？」
「あぁそうだなジョージ。そのイタズラに加えて蛇のカスさえ残さないくらい散り散りにできる許されざる呪文でも俺たちで作ろうぜ」
「いや待て流石に落ち着け！？」
フレッドが遠くを見据えて淡々ととんでもないことを言い出すのでジョージは焦った。
何となく察しはついていたが、"蛇"という単語にこのフレッドのイライラの原因が明確にわかった。
「お前_________Aとなんかあっただろ？」
「......」
フレッドの片眉がピクリと動く。
「今日、来てないよな、アイツ。いつもなら朝から晩までずっとお前にべったりなのに...何があった？」
ジョージは辺りに目をやりAを探しながらそう言った。
するとフレッドは、
「...知らねーよ。俺のこと本気で好きじゃなかった奴なんか」
「えっ？」
ジョージは紡がれたその言葉に驚きの声をあげた。
本気で好きじゃなかった？アイツが？
どう見たって本気にしか見えないのに？嘘だろ？
ジョージがフレッドの言葉に信じられないままでいると
「アイツは、ずっとかわいそうな俺が可愛くてからかってただけなんだ。本当、まさに性根の腐ったスリザリンって感じ。
_____あー最悪、そんな奴に今まで振り回されてたとか」
吐き捨てるようにフレッドは言った。
ジョージはすかさず、
「本当に？嘘をついてるとかじゃなくてか？」
「嘘だったらあんな冷たい目しない。俺、そもそもアイツのことそんな信用できるほど心許してないし」
ジョージは嘘だ、と思った。今までのフレッドを見てれば、とっくに心を絆されてる事くらい丸わかりなのに。
「後悔、すんなよ」
「するのはあっちだろ」
これは厄介だなとジョージは思った。
そして、何故かラッキーだとも
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ちとせ(プロフ) - ちぢぶさん» レスにレス失礼します、ええー！ええー！すごくすごくすごく嬉しいです（ ; ; ）続編もとっても楽しみです☺︎ (2023年3月5日 11時) (
レス) @page50 id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - ちとせさん» わ〜！ありがとうございます〜！！是非これからも3人の物語を見守っててくださいませ...！私もちとせさんの作品を愛読させて頂いてます...！！大好きです...ﾍﾍ...^^*こちらこそ応援してます！更新頑張ります！ (2023年3月5日 9時) (レス) id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
ちとせ(プロフ) - コメント失礼します☺︎女の子とフレッドくんはもちろん、ジョージくんも可愛くてかっこよくて素敵です、みんな幸せになって〜〜の気持ちで読んでます（ ; ; ）これからも応援してます、すきです♡♡ (2023年3月4日 21時) (レス) @page48 id: eeb6bd2221 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - rapierさん» わー！ありがとうございます...！嬉しいです...更新頑張ります！ (2023年2月25日 20時) (レス) id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
rapier(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです!応援してます‼︎ (2023年2月25日 19時) (レス) @page7 id: bda167fb53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぢぶ | 作成日時：2023年2月18日 0時
