STORY36 ページ37
【彩version】
若『許さん!ぜってー許さんからな!』
若武はまるで自分の娘をよその男に
差し出すような口調で大声で叫んだ
彩『なによっ!小塚クンが良いって言って
くれたからいいじゃないっ』
私は話す
彩『それとも何?なんか皆んなでやる理由が
あるの?』
若武はすぐに答えた
若『それはっ__________________』
でも最後まで答えないんだ。
沈黙が続いて若武は口を開けた
若『俺がお前の事がっ_________』
黒『はい。ストップ。』
黒木クンが若竹の口を押さえて言った
黒『若武_________分かってるよね?』
上杉クンと小塚クンは
真剣そうな顔つきをして若武を見ていた
ただ一人私が何が何だかわからない感じ
黒『アーヤと小塚が良いって言ってるんだ
諦めなよ。』
黒『俺たちにもチャンスなら沢山あるって』
チャンスって何が?
若『…分かったよ。ちくしょう!』
若武はしょぼくれモードで席に座る
なんかいたたまれない私は黒木クン
の側に行って、コソコソ話した
彩『なんか慰める?』
だって本当に可哀想なんだもん
私だって少しは悪い事をしたな。って思って
るんだよ?…大声出したとかさ
黒『…じゃあ、若武の側に行って
今みたいな話し方で、ごめんねって
行って来たら良いと思うよ』
黒木クンの意見を聞いて
私は若武の側に行って、顔を若武の耳に
近づけた。
若『な、なんだよ…』
えーいうるさい!
彩『さっきはごめん。進行係、頑張ってね?』
若『ちょ______おまっ_______』
若武が顔を赤くしてるのを見たら
私も恥ずかしくなって、直ぐに元の場所へ
戻った。
黒木クンのバカっ
上『おい、なんの話ししたんだよ』
若『秘密だ』
上『それじゃあ、黒木と一緒じゃねーか!
バカ武!!』
若『うるせーっ!俺はリーダーだから
いいんだよ!バカ杉!』
上『はぁっ!?ふざけんな!』
あー…始まったよ私は言った
彩『ほら。喧嘩なんてかっこ悪いよ?』
小塚クンと黒木クンは笑っていて
上杉クンと若武は喧嘩して
それを止めてる私
当たり前の事だけど、今の私_________
すっごい幸せだっ
38人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛梨 - あのー、所々若武が、若竹になってますよ。 (2019年7月29日 12時) (レス) id: 3e517f9dff (このIDを非表示/違反報告)
にこ - とっても面白いのですが、STORY5 の私のだーいすきな上杉君の言っている「しつこくて」が「ひつこくて」になってますよ! (2017年5月20日 9時) (レス) id: 52f0419879 (このIDを非表示/違反報告)
兎桜(プロフ) - ☆るる☆さん» るるさんありがとう!これからも更新するからよろしくね☆ (2015年7月27日 18時) (レス) id: a3617d606e (このIDを非表示/違反報告)
☆るる☆ - すっごく、面白いです!!このお話大好きです!!更新待ってます!! (2015年7月27日 17時) (レス) id: e97ab59a82 (このIDを非表示/違反報告)
兎桜(プロフ) - ありがとぉぉぉぉぉ! (2015年7月27日 17時) (レス) id: a3617d606e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:兎桜 | 作成日時:2015年3月20日 17時