STORY26 ページ27
【彩version】
彩『ちっ…ちかいよ…黒木くんっっ』
私はたまらずいった
だってあと5センチくらいで
顔がくっつきそうなんだもん…
黒『…だって分かってくれないアーヤだって
悪いじゃん？』
黒木くんは私の肩に頭を乗せた
私はもう恥ずかしくて固まってる
彩『…分かったからっ…黒木くんっ…』
私の心臓は物凄く早くなりだして
耳には黒木くんの声と私の心臓の音
しか聞こえない
黒『_______じゃあこれから俺の事_______』
黒木くんはあまりにも耳の、近くで
話すので私はびっくりした
彩『_____________ひゃっ____________』
黒『_______男として意識してくれるよね？』
沈黙が続く
あぁ…私の頭、今完全にショートしてるよ…
黒『_________アーヤ、返事が聞こえないんだけど』
彩『…分かった！黒木くん！分かったよっ』
あぁ、もう声が裏返りそう…
黒『…』
黒『…J'aime votre chose beaucoup』
彩『_________＿_っ…！_____________』
そう言った黒木くんは私からパッと離れて
黒『じゃあ、アーヤ。帰ろっか』
そう言っていつもの黒木くんに戻った
私はその場にへたり込んで
黒木くんにいった
彩『…ずるいよ…黒木くん』
黒『クスッ…お手をどうぞ。お姫様』
そう言った黒木くんは少しだけ笑って
私に手を伸ばした
私は黒木くんの手を掴んで立ち上がる
時間がたっても心臓は
まだ落ち着かない
彩『黒木くんっ！さっきの言葉って______』
黒『_____俺、大事な言葉は一回しか
言わないようにしてるんだ』
私の質問を遮るように黒木くんは言った
彩『黒木くんって自分勝手…』
頬を膨らませると黒木くんが笑う
私はまたさっき、黒木くんが言った
言葉が頭にうかんだ
_________また、心臓が走り出す
確かに、黒木くんが発した言葉は
フランス語で
_________君の事とても好きだよ_________
と言っていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛梨 - あのー、所々若武が、若竹になってますよ。 (2019年7月29日 12時) (
レス) id: 3e517f9dff (このIDを非表示/違反報告)
にこ - とっても面白いのですが、STORY5 の私のだーいすきな上杉君の言っている「しつこくて」が「ひつこくて」になってますよ! (2017年5月20日 9時) (レス) id: 52f0419879 (このIDを非表示/違反報告)
兎桜(プロフ) - ☆るる☆さん» るるさんありがとう！これからも更新するからよろしくね☆ (2015年7月27日 18時) (レス) id: a3617d606e (このIDを非表示/違反報告)
☆るる☆ - すっごく、面白いです！！このお話大好きです！！更新待ってます！！ (2015年7月27日 17時) (レス) id: e97ab59a82 (このIDを非表示/違反報告)
兎桜(プロフ) - ありがとぉぉぉぉぉ！ (2015年7月27日 17時) (レス) id: a3617d606e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：兎桜 | 作成日時：2015年3月20日 17時
