三色団子が二本 ページ3
･
「行ってまいります。」
「行ってらっしゃい。」
彼女の名は、日下部みやび。
歴史の授業が廃止された現在でも歴史を知る、歴史好き。俗に言う歴史オタクだ。
彼女が向かう先は、銀杏高校。
銀杏高校とは、ヤンキー校として有名な高校である。
彼女は特進クラスとして、その銀杏高校に入学する。
彼女が校門を通った刹那、
『待てコラァ』という声が背後から飛んできた。
それと同時に、謎のジャージ集団に囲まれてしまった。
「あの、皆様は……」
みやびは謎のジャージ集団に問う。
「俺たちは二年だよ。」
ジャージ集団(二年)は、ヘラヘラした様子でそう言った。
「先輩方ですか。わたくし、特進クラスでお世話になります。一年の……」
そう、みやびが言った刹那、
ジャージ集団(二年)は“特進クラス”という言葉に反応した。
それから、ジャージ集団(二年)は、みやびが背負っている鞄を奪い、
校門の外目掛けて、投げた。
みやびは驚き、鞄に向かって走った。
「降り掛かる火の粉は、払わねばなりませんか。」
鞄を開き、持ち歩いている刀(ライトセーバー)を取り出した。
「はぁっ、やぁっ……」
ライトセーバーを起動させるべく、ライトセーバーを振る。
が、
起動しない。
「あっ、バッテリー……」
理由はバッテリーがないから。
みやびは鞄を漁る。
そのみやびの横を、横断歩道を手を挙げて渡った短パンの少年(？)が通り過ぎた。
みやびはその事に気付かない。
「仕方ありません。」
みやびは諦め、門を通りジャージ集団を素手でぶっ飛ばそうと思った。
だが、
みやびが見た光景は違った。
さっきまで自分を囲んでいたジャージ集団が全員、
倒れていた。
一人の男の周りに、円を描く様に。
───────
文字数的にここで切った方が良いなぁ……
間違った知識があったら手間ですが、教えてください！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シオン(プロフ) - キノノさん» コメントありがとうございます！！そう言ってもらえて凄く嬉しいです！！色々忙しくて更新出来なくてごめんなさい。ご期待に応えられるよう、頑張ります！！ (2022年9月2日 17時) (
レス) id: d127d62635 (このIDを非表示/違反報告)
キノノ - 初コメ失礼します！新撰組の話ということなので見ました！ものすごく面白くて続きが気になります！学校などで忙しいと思いますので自分のペースで更新なさって下さい決して無理は禁物ですよ。これからも応援しています！ (2022年9月2日 9時) (レス) @page1 id: 577b264aa0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
