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休憩が終わると、1曲通して、細かく分けて練習して少しづつ改善してまた通して…の繰り返し。
お腹の痛みと目眩に耐えながら必死について行くけど、『あ、やばいかも…』と思った頃には時すでに遅し。
視界が真っ暗になって床に倒れ込んでしまった。
🐶「A?!え?!大丈夫?!」
ジフンオッパの大声でメンバー全員が気づいた。
🦔「?!ちょ、Aのこと頼んだ俺救護室行ってくる…!」
🐹「A!!無理すんなって言ったのに…』
マシホオッパが隣に駆け寄ってきて体を支えてくるけど、思うように声が出なくて俯くことしか出来ない。
🐹「A、?聞こえる?」
『ごめ、なさ…』
🐹「大丈夫大丈夫、もう大丈夫だよ、泣かなくていいから…」
マシホオッパの腕の中で、申し訳なさと恥ずかしさで涙が止まらなかった。
しばらくして目眩は落ち着いたけど、看護師さんに救護室へ強制連行された。
〜〜〜
🐺「A大丈夫なの…?」
🐮「ぬな…」
🐶「Aは大丈夫だよ、じょんふぁな…泣かなくて平気だよ〜ほらおいで」
目をうるうるさせてAのことを心配するジョンファンの姿は赤ちゃんみたいで呼び寄せると駆け足で飛び込んできた。
🐹「…生理だと思う。お腹抑えてたから…でも隠したかったみたい」
🦋「あやっぱり…?幽霊みたいに真っ白やったもんな」
🤖「そうだったんや…無理させちゃったな、」
🐯「俺らには言いずらいんやろな…」
🐨「ごめん韓国語でもう1回言っていまの話」
🦋「A今生理らしいです。隠そうとしたって。」
🐨「そうだったの?!全然気づいてあげられなかった…」
🐶「これからはこんなことあっちゃいけないよね、どうにかAが言いやすいような環境にしなきゃ…」
🐯「むずかしいだろうなぁ…」
🦔「要相談だな…俺まじで心臓止まるかと思った、」
どうしたものかと頭を悩ませるメンバーたちでした。
ヒョンソクオッパと看護師さんが練習室に来るまでマシホオッパがテキパキ動いてくれたんだって。
言ってないのに気づくマシホオッパ、さすが…
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作者名:空 | 作成日時:2024年2月13日 12時