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衝突 ページ14

あさひside



『いい加減にしてよ、大丈夫だから深入りしてこないで』




🦋「お前のためを思って言ってるんやろ、突き放すな」




『そんなの分かってる、でも今は1人にして欲しいの』




🦋「むり、1人にしたらお前何するかわからん」




『うるさい、平気だからあっちいってよ!!』




練習室に来たらドアの外からでも聞こえるくらい大きな声で争っている2人の姿があった。




Aは滅多に負の感情を表に出さず、怒らない子だ。




驚いてしまうくらい、大抵何があっても怒らない。




怒っているところを見たことがある人なんてほんの数人だろう。




はるととAの小さな言い合いは日常茶飯事だけど、あんなに激しい喧嘩は見た事がなく、止めに入るか入らないか少し迷ってしまった。




俺が部屋に入ってもなお、気づく様子もなく2人は言い合ってる。




今度は何があったんだ...と思いながら2人に歩み寄るとやっとAが気づいた。




『あ...ひーくん、』




「どしたん、2人とも」




『ごめん、なんでもない』




🦋「なんでもなくないやろ、言えよちゃんと」




『だから大丈夫だって』




🦋「お前が言わないなら俺の口から言うけど」




『それはやめて、!!』





🦔「...どうした?」




🦋「ヒョンソギヒョン...」





また2人がヒートアップし始めた時にドアが開いた。





ドアが開いた先にはびっくりしたような顔をしたヒョンソギヒョンとジフニヒョン、その後ろに不安そうな顔をしたジョンファンとドヨン、ジョンウが立っていた。





🦔「どうしたのA...なんかあった?」





🐶「ハルトになんかされたの?」





『ちがいます、ごめんなさいっ、』





🐶「あ、ちょっ、まって...行っちゃった」





目に涙をいっぱいためたAは走って出て行ってしまった。




🦋「はぁぁぁぁ」




ハルトは髪の毛をぐしゃぐしゃしながら座り込んでしまった。




🦔「どうしたの?何があったのか全部説明して」

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作者名: | 作成日時:2024年2月13日 12時

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