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伍拾漆 ページ7

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夜が明けそうになったからだと思うけどあの後魘夢さんは列車を降りた。



普通に出口から、ナチュラルに降りていきました。お金もちゃんと払って切符買ってるのね。偉いね。






____
_____






駅を出

__ドゴッ!!

『グフッ……!!』



……た。腹にぶつかってきたのと一緒に駅に逆戻りしそうだったけど。なんとか耐えた。






伊「姉様……………」




正体は伊黒小芭内。







ここで問題提起です。


小芭内は私と身長そんなに変わりません。


けど衝撃は腹に来た。





皆さん、これがどういう事かわかりますか?





そう。小芭内は抱きついてきたのではなく、


タックルかましてきたのです。




どれだけ愛が強いかわかりますね(上級者向け)。



そして私の体幹の強さも証明されました。






『おや小芭内じゃないか。迎えに来てくれたのかい?』


伊「あぁ、そうだ(受けとめてくれた…キュン)」


『すまないね、君も忙しいだろうに』


伊「そうだな俺は忙しい。だからさっさと屋敷に帰るぞ」


『小芭内、朝餉はもう食べたかい?』


伊「……食べていないが」


『じゃあちょっとあそこの蕎麦屋に寄らないかい?』


伊「………屋敷に、甘味があるんだが。」


『……でも小芭内、甘味は朝はダメだといつも私に』


伊「……今日くらいはいい」


『っそれほんとかい!?よし言質は取ったぞ早く帰ろう!!

饅頭かい?あぁ、それともモナカかなぁ…!』


伊「…どっちもだ。どーなつもある」


『〜〜っ!!わぁぁ今朝は忙しくなるぞ〜!!!』






____
_______





伊黒小芭内side









甘味を幸せそうに食べていくA姉様。



先程の宣言通り、忙しなく甘味を口へ運んでいる。




『…もぐもぐ…………んぅ〜しあわせぇ…』




その量だけを見れば吐き気ものかもしれないが、本人があまりにも美味しそうに食べるものだから見ていて苦ではない。


むしろ、この時間がずっと続けばいいとさえ思う。




『……わっこれさいこう……小芭内、あーん』




姉様は、こうやって自分が特に気に入ったものを誰かに食べさせたがる節がある。




自分一人で独占しようとせずに分け合おうとするのがまた、姉様らしい。






…だが、飯もそうだが特に甘味を食べている時の姉様には、これでもかと言うほど警戒心がない。




今だってそうだ。






伊「………」






こんなに近くにいても、何の抵抗も示さない。



·

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うさぎもち - 無一郎かわええ・・・ (8月5日 16時) (レス) @page47 id: 6ed501a3ba (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 無惨のママみがつおい……w (8月1日 0時) (レス) @page27 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最新頑張ってください応援しています (2021年5月21日 22時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
りぽE - 錆兔好き…。 なんでこんなイケメンなん??錆兔と義勇さんに攻められたらやべぇな (2020年6月10日 16時) (レス) id: 15686f771a (このIDを非表示/違反報告)
桃綺薇(プロフ) - 鯖兎に惚れた…… (2020年4月20日 18時) (レス) id: 3e7a0f8c20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M2 | 作成日時:2020年1月18日 22時

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