玖拾玖 ページ49
·
そんなこんなで屋敷に到着。
『ただいま帰ったよ〜』
「おかえりなさい!A様!」
「おはようございます!お風呂の用意はできていますよ!」
『おはよう、ありがとうね。入らせてもらうよ。
…あぁ、そうだ、入浴後はすぐに寝るから、小芭内に"夕方頃に起こしてくれ"と伝えて欲しい』
「承知致しました!」
『ふふっ、どうもありがとうね』
「(Aさんの生"ふふっ"が聞けた…!!!!)」
「(あぁきっとお面の下では美しい御顔で微笑んでらっしゃるに違いない……!)」
起こすのを頼まないと寝続ける自信しかないからね。今日の夜は、明日の胡蝶姉妹と遊ぶ時の服装決めをするんだから!!
気分はもう遠足前夜の小学生よ。楽しみすぎんか。初デートなんだから気合い入れねぇとあかん!!
ちなみになぜ小芭内に起こすのを頼むのかと言うと、本人にそうしろと言われたからです。"寝ている間は俺以外部屋に入れちゃダメ"らしいです。なんで?
·
風呂に入り、薬湯だったな〜気が利く〜ふふ〜ん♪とご機嫌に廊下を歩いていると、有一郎くんとバッタリ遭遇し「無一郎と俺が薬湯を用意した」と言っていたので有一郎くんをなでなでし、嫌がられ、無一郎くんの部屋を訪れて無一郎くんもなでなでし、癒されたところで自室の布団に入った。
さぁみなさん……泥になりますよ…………zzz
·
·
…い、……ろ……おきろ…
伊「…おい、姉様。もう日が沈むぞ。起きろ」
『…………んん…もうちょっと……』
伊「…そんなことを言って、俺が甘やかせば毎回二時間以上寝るじゃないか」
『ん〜……
…じゃぁ今回も甘やかして…?』
伊「ゴフッ!!(吐血)
…………………(気絶)」
『……ん、あれ、小芭内?小芭内??』
伊「…はっ!!
…な、何が"じゃあ"だ。じゃあもクソもあるか起きろ」
『…んぇ〜〜〜お布団とけっこんする……』
伊「はぁ……姉様、休みの日の寝起きが悪いにも程があるぞ。そんなのでいざと言う時どうするんだ」
『いざって…私だって、殺気とか向けられたらちゃんと起きるもん……』
起きる時は起きるよ私だって……ただ今がその時じゃないだけ……だからねる……
伊「……俺が言っているのは、殺気だけの話ではないんだが」
『………………zzz』
伊「…………はぁ……」
·
3392人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさぎもち - 無一郎かわええ・・・ (8月5日 16時) (レス) @page47 id: 6ed501a3ba (このIDを非表示/違反報告)
冰輪(プロフ) - 無惨のママみがつおい……w (8月1日 0時) (レス) @page27 id: 3dfd0d46a5 (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてます最新頑張ってください応援しています (2021年5月21日 22時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
りぽE - 錆兔好き…。 なんでこんなイケメンなん??錆兔と義勇さんに攻められたらやべぇな (2020年6月10日 16時) (レス) id: 15686f771a (このIDを非表示/違反報告)
桃綺薇(プロフ) - 鯖兎に惚れた…… (2020年4月20日 18時) (レス) id: 3e7a0f8c20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:M2 | 作成日時:2020年1月18日 22時