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オペラに言われて強さ確認をした。
じゃないといざ戦いになったりしたときに守り守られの姿勢が取れないからだ。
お互いの苦手や弱いところを補いつつ、戦う。
1vs2でオペラに勝てなかったのは悔しいけど明らかな戦闘スキル、経験の差があるからこればかりはどうしようもなかった。
そしてゾムには人間のことをよく話した。
悪魔より人間は弱い。あと羽がないから飛べないことも。しっぽがないことも。
体の作りも違う。悪魔は動物の形をした悪魔、体格が２ｍ以上ある悪魔もたくさんいるが人間界はそんなこともないからね…。
知識も蓄えつつ勉強をしっかりした。
そしてついにクラス分けの時が来て…
『…おかしくない？』
「…とりあえずいこうや」
クラス表をみて目を見張った。
振り分けられたクラスに向かうが人気がどんどんなくなっていく。
少し離れた塔に行き、クラス前の扉の前についた。
が…なんだこれは…
とても豪華そうな扉が目の前に立ちはだかっている。
ゆっくり開けると人影が見えた。
…と同時に突然誰かに手を掬われた。
「麗しいお嬢さん、この僕とこれからおちゃ、ぶへっ！！」
「触んな」
私の前に跪いていた人はゾムによって吹っ飛んだ。
『え、え…！？』
「大丈夫か？」
『あ、ありがと…？』
吹っ飛んだ男が触っていた手をゴシゴシ擦ってくるゾムに思わず苦笑いをしてしまう。
だがまぁ…先にやることがある。
『乱暴にしてごめんね、大丈夫？』
座り込んでる男のそばに近寄って手を差し出せば驚いたかのように目を見開く。
「え…」
『ほら、立って』
こちらから手を取り立ち上がらせる。
乱れた髪を直してやれば呆気にとられた顔がどんどん赤く染まっていく。
「…天使や……」
『…はい？』
「おい！A！」
『あ、ごめんゾム』
むすっとしたゾムをなだめる。
「あ、あの…な、名前は…！」
『あ、ちょっとごめん』
prrrr、と突然電話がかかってきた。
画面を見るとおじいちゃんからだ。
『ちょっと失礼…はい、もしもし』
「Aちゃーん！！クラス表見た？」
『…いまもうそのクラスだけど…なんか色々おかしいよ？』
「ごめーん！その説明を昨日しようとして忘れてた！！今から来てくれる？」
『い、今から！？』
「ゾムくんも連れてきてね〜じゃ！」
『あ、ちょ、まっ…！』
ブツッ、と電話が切れた。
…ほんと、自由な悪魔だな！！
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
