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不安そうな瞳をしながらも真剣に自分の気持ちを伝えてるのがわかる。
握られた手は不安を隠すかのように少しだけ力が入っていた。
あぁ、ゾムという悪魔は最高だ…！
こんなに素直で綺麗な瞳を持ってる悪魔は他にいない気がする。
長い前髪でさら、と隠れてしまった目をもう一度見たくて手で軽く前髪を避ける。
本音には本音で返さないと…ね。
『私はね…悪魔が怖い。だから小さい時から外に出ることは極力控えて知識だけをひたすらに詰め込んだの。だけど…学生になったからにはもちろん悪魔と関わらないといけない。ゾムは…こんな臆病な私を守ってくれる？』
「あ、当たり前やん！」
『ずっと…、そばに居てくれる？』
そう言うとゾムは心底嬉しそうに笑顔を零しながら首を縦に振り、尻尾をブンブン振っている。
「盛大な公開告白も終わりでいいですか？」
『こっ…！？』
「っ！？！？」
「ずっとそばにいる…なんてセリフ告白以外にあります？もはや通り越してプロポーズに近いですけど」
『た、確かに…』
だったら私かなり恥ずかしいことを言っていたのでは！？！？
「まぁ、この調子ならあの計画も進められそうですね」
『計画…？』
「後日サリバン様からお話があると思います。その時は…ゾム様、貴方も一緒に…」
意味深な言葉を残すと、オペラは仕事があるので、と言って去ってしまった。
『とりあえず…制服乾くまでは帰れないだろうし、ゲームでもする？』
「する！」
自室に戻り、ゲームをひたすらやり込む。
色んなゲームを沢山やって勝負していればコンコン、と扉をノックされてオペラが入ってくる。
「制服乾きましたよ」
「あ、ありがとうございます…」
ゾムは制服をオペラから受け取ると私の背後ですぐ着替え始める。
「ご夕食はどうなさいますか？」
「……んー…夕食前には帰ります」
『いいの？』
「おん、また明日も会えるしな」
『それもそうだね』
それからまた少しゲームしたらいい感じの時間になり、ゾムを見送った。
その日の夕食でイルマがカルエゴ先生を召喚したという話を聞いてやはり参加しなくてよかったと思った。
だが同時にイルマにこのことを事前に伝えるのを忘れていたこと思い出し、心の中で合掌しといた(((
ごめん、イルマ…
ー−−ー−
バビルスではクラス発表まで数日期間が開く。
その間の数日間でゾムとお互いの強さをしっかり確認した。
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
