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つんつん、とゾムの袖を軽く引っ張ると、ゾムは首を傾げる。
可愛い…。
おっと、心の声が……
『使い魔召喚興味ないから抜け出すけど…ゾムはどうする？』
「俺も抜ける、Aに着いてく」
『じゃあこっそり抜けようか』
頷いたゾムの手を引いて学校を抜ける。
『帰る？』
「え、遊ぼうや」
『…なにして？』
「戦う！！」
『他にしたいことないの？』
「…うーん…もっと戦いたいとしか…あとはゲームとか？」
『じゃ、じゃあゲー…「ゲームの前に運動しようや！戦お！」……う、うん…』
勢いに押されて許可してしまった。
学校から少し離れた山の中にゾムと来る。
「ここなら思う存分暴れられると思うねん！」
『じゃあルール決めよ』
「ええよ」
『うーん…そうだなぁ…長くても午前中で終わらせよう』
「俺からもええ？」
『どうぞ』
「相手が行動不能、降参するまで本気でやる。明らかに手を抜いたら…俺の言うことひとつ聞く」
そんなに本気出して欲しいのか…
『んー…まぁいいよ。能力は？』
「ありで」
『了解』
「本気で殺しに来ないと…殺すからな」
『…はい……(物騒すぎる！！)』
怖いんですけど！！！
突然そんなマジにならなくても！！
怪我は視野に入れておかないとダメっぽいな…。
お互い距離をとり、相手の出方を伺う。
先に動いたのはゾムだった。
「オラァっ！」
真っ直ぐ向かってきた拳を流して避ける。
そのまま、足を振り上げて回し蹴りを入れたが、ギリギリのところでしゃがんだゾム。
「あ」
『ん？』
一瞬固まったゾムになんだと思いきや、その視線はスカートに向かってて…
しまった…！！見せパンとかそんなの履いてないから下着見えてるよね！？
『ぐ…こ、この！忘れろっ！！』
「ちょ、そんな顔赤くしながら言われても、可愛いだけやっ…てぇっ！？」
ゾムの脚を払い除けて転ばせる。
恥ずかしいに決まってるわボケ！！
「し、しかしあれやな……めっちゃエr…」
『そこから先は言わせんぞぉ！！！』
「う、わぁっ！？」
蹴りと殴りを繰り返して入れていくがゾムは驚きつつも上手く躱していく。
「そ、そんな怒らんでもええやん…！」
『怒ってない…！』
確かに何も気にせずに戦った私も悪いが口に出さなくてもいいじゃない…！
ただ恥ずかしいだけなんですけど！！！！
くっそ…！
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つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
