20 ページ20
rd「よーし、自己紹介終わったな！これから授業を始める！！外に出ろ〜」
飛行試験………かな
とりあえず外の裏口高台にきたが…どうしようか。
rd「前回の召喚試験とこの授業の結果でお前らの
飛行試験は…要は自分の翼で飛ぶ競争だ。
rd「今年は囀り谷のみのコースだけだ。間違っても金きりの谷は行くんじゃないぞ、助けるつもりはないからな」
そう言ったらっだぁは片手を上がる。
rd「用意はいいな！只今より飛行試験を開始する！！位置について、よーい！」
周りの悪魔はみんな翼を広げる。
う〜ん…まじでどうしよう。
飛べないしなぁ。先生に飛べないこと報告するべきか…でも位階の決定ができないよなぁ。
rd「スタート！！！」
先生が叫んだと同時に私も先生に報告しようとした途端、体に軽く衝撃が走る。
『っ、！？』
猛スピードで景色が変わる。
どうやらゾムに姫抱きされたらしい。
zm「人間は飛べないんやろ？」
『あ、ありがとう』
抱えられるのが反則なんてルールはないし大丈夫だろう。
ここはゾムに甘えてありがたくゴールまで運んでもらおう。
他の悪魔はまだ後ろの方にいる。
前を見ると早すぎて呼吸が少し苦しいからゾムの首に手を回して抱きしめるようにして後ろを向く。
「ど、どした？」
『ちょっと、風に耐えられなくて…』
「あぁ…飛び慣れんと苦しいか…こりゃ今後の慣れ必要やな」
『なんで？』
「…何かあったとき慣れんとどうもならんやろ」
『まぁ…確かに』
人間が風に晒されて飛ぶ瞬間なんてほぼない。
スカイダイビングとかは別だけど…でもまぁ、あれは飛ぶじゃなくて落ちてる…か。
ゾムと喋りながらトップを維持してると後ろから誰かが近づいてくる。
『…ゾム、後ろから猛スピードでシャオロンとトントン…コネシマも来てる』
「ふ〜ん……1位の座はAにやるって決めてるんや。追い抜かされる訳には行かんな」
『う、わっ！？』
グッ、とGが身体にかかる。
更にスピード上がるの！？
『っ、ゾム、』
「落とさんから安心しぃや、っは！しっかしアイツらやるなぁ！」
ゾムはチラッと後ろを見て嬉しそうに笑う。
sha「おいゴラァ！！待てや！！！」
zm「はー？？？聞こえんなぁ！！」
シャオロンの叫び声が小さく聞こえる。
ゾムが煽ると他の悪魔たちもスピードを上げてきたらしい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 864人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つみき - 胸がキュンキュンしました。続きが気になりますので更新頑張って下さい！！ (2月15日 5時) (
レス) id: cc34758b39 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 貴方様の作品がものすごく好きです✨いつも応援しております✨(TwitterにてDM失礼します) (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: 9a18e4f5dd (このIDを非表示/違反報告)
るな - やばい尊すぎでは！？お話好きすぎてやばい( °ཫ°)更新頑張ってください！！ (2022年8月28日 12時) (レス) @page38 id: f100bc9df8 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - えっ 好きぃぃぃぃ!!! 尊い! 更新頑張って下さい! (2022年7月15日 21時) (レス) id: 071f0c3ec5 (このIDを非表示/違反報告)
りりぃ - はぁぁぁぁぁ 神ぃぃぃぃ こーしんがんばれぇ！☆*:.｡. o(≧▽≦)o .｡.:*☆ (2022年4月26日 21時) (レス) @page36 id: 8c904fdfcc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あるっぷ
| 作成日時：2021年11月22日 19時
