6 ページ7
この世界に来てから半年が経った。
あれから私は情報屋、万事屋を開きお金を稼いでいる。
女だと信用してくれる人も少ないし、仕事も減る理由で男装を始めたら、思ったよりいい感じに仕事が進んだ。もちろん潜入捜査としてのパーティーもあるわけで…女として出ることもあるし私は性別不明って認知されてるらしい。
そして今日、我々国の隣国、ラギー国に来ている。
依頼として受けたのは護衛だ。詳細は現場に行ってから聞くことになっている。
ラギー国はできたばっかりの小国。だが金持ちの集まりで国が発展していってるがたかが半年しか経っていない国王だ。
それなりに批判はあり、周りからの評判は悪い。
だが報酬がとてもいいし、護衛として受けているが本来の目的はこの国にある宝石だ。
別の依頼人から盗み取れと依頼を受けた。言わば潜入捜査…みたいなものかな。
護衛として来たため、男装して国王の元に行く。
『失礼します、護衛の依頼を受けたアルトです』
｢入りたまえ｣
大きな扉を開いて部屋に入れば高価なものが沢山置いてあった。
豪華な椅子に座っているのは、明らかに自慢が好きそうな小デブのおっさんだ。
指にはいくつもの大きな宝石を嵌め込んでいる指輪をしている。
｢受けてくれるとは思っていなかったよ…アルトさん。いやぁ、私は実に運がいいらしい。｣
『そうですか？たまたま目に止まったから引き受けただけなんですけどね』
｢依頼をしても受ける人は限られているんだろう？私の友人も君に依頼してたらしいが、依頼受理の連絡が来なくて落ち込んでいたよ｣
『…はぁ…まぁ全部が全部依頼受けれるわけが無いので報酬良さそうなのと難易度を考えて受けてますからね』
｢ふむ、まぁいいだろう。知ってると思うが私の名前はラキアスだ｣
『今回の依頼内容の詳細をお聞きしても？』
豪華な椅子に座るように促され、紅茶やお菓子も用意される。もちろん手をつけるわけがないが…。
｢今夜、この城でパーティーがある。その時に私の傍で護衛をして欲しい｣
『それに関して質問を。この国の護衛の方は？』
｢大勢いるが、見回りや他の警備に回している。それに暗殺に強いアルトさんがいれば心強いだろ？｣
この人…暗殺と戦闘を勘違いしてないか？
私…暗殺は得意でも戦闘はそんな得意ではないんだけどなぁ…近距離戦とか特に苦手だ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 721人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
rimu@他力本願寺建築完了 - え。鼻と口からトマトジュースが､､､？ (2022年4月24日 1時) (
レス) @page1 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - はへ...すきれす... (2021年8月2日 11時) (レス) id: 597a2f7268 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ - うわぁぁぁ！！読んですぐ好きになりました！更新頑張ってください！！ (2021年8月1日 18時) (レス) id: 23a9beafd0 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 軍パロあまり見てなかったのですがこの神作のおかげで軍パロめっちゃ好きになりました。 (2020年11月8日 15時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - shaさんにキス…良いですねぇ夢主の性別が向こうが知ったときのshaさんの反応が楽しみや…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月12日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年9月10日 0時
