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「パーカー貸そうか？顔見えるやろ」
『んーん、大丈夫だよ』
「…念の為に着てき」
服に合うように黒いパーカーを着させられる。
『ありがと、寝てた服も洗って返すね』
「いや、置いてってええよ。荷物になるやろ？」
『このぐらい大丈夫だよ』
「家近いん？」
『……ナイショ』
「ここの国？」
『…そう、住んでるのはここの国だよ』
割と頻繁に会うようになってるしいずれバレることだから隠すことは無いと判断した。
「ま、ええわ。手ぶらの方が動きやすいやろ」
そう言ってゾムは私が持ち帰ろうとした服たちを奪い取る。
『ごめんね、このお礼はまた今度』
「おん、気をつけてな」
窓から逃げようと、窓枠に足をかけた時にふと思い出す。
「…行かんの？」
『私がこのままでたらゾム怒られるよね』
「んー…どうやろ…」
『ま、保険かけとくわ。起きたグルッぺンさんは絶対ここに来るはずだから…』
「え、ちょ！？」
ゾムの足を引っ掛けて倒すといとも簡単にベッドに倒れた。
簡単には解けないように仕事で持っていたロープでゾムの腕を縛る。
「ちょ、俺こんなプレイ興味無いんやけど」
『…変なこと言わないでくれる？』
「ここまでせんくてもええやん…」
『念の為だよ念の為』
動けないように足もしっかり縛って固定する。
跡ついたら申し訳ないからタオルを挟んで縛る。
ゾムがトイレさっき行ってたことも知ってるし大丈夫でしょ
「な、なぁ。俺こんなん他のやつに見られんの？」
『嫌？』
「いやに決まってんやろ！」
『じゃあもっといいお土産あげる』
「な、ちょ、ま、まてや、んぐ！」
タオルを細くして、ゾムに猿轡をする。
「ん"ー！！」
『んははっ、似合ってるよゾム』
そう笑えばゾムがｷｯｯと睨みつけてくる。
わぁ、こわ。
ゾムが常にナイフを近くに置いてることは知っている。
暗殺とかしてると常に警戒心高まるもんね。
枕の下に入れてあったナイフを取り出せばゾムがびっくりした表情をする。
『今のゾムさんの近くにナイフ置いてあると切って追いかけてきそうだからこれは遠くに置いておくね』
机の上に置けば届かないであろう。
「ん！！！ん"ー！！」
『何言ってるか分からないけど…ごめんね、じゃあまたね』
ゾムから借りたパーカーのフードを深く被って窓から飛び降りた。
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rimu@他力本願寺建築完了 - え。鼻と口からトマトジュースが､､､？ (2022年4月24日 1時) (
レス) @page1 id: 8604b433e3 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃丸(プロフ) - はへ...すきれす... (2021年8月2日 11時) (レス) id: 597a2f7268 (このIDを非表示/違反報告)
ビビ - うわぁぁぁ！！読んですぐ好きになりました！更新頑張ってください！！ (2021年8月1日 18時) (レス) id: 23a9beafd0 (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き - 軍パロあまり見てなかったのですがこの神作のおかげで軍パロめっちゃ好きになりました。 (2020年11月8日 15時) (レス) id: 932515d6d7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - shaさんにキス…良いですねぇ夢主の性別が向こうが知ったときのshaさんの反応が楽しみや…これからも無理せず頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年9月12日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年9月10日 0時
