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…さて、どうしようかな。
ロボロさんが動かない。契約させてくれって言ったのはそっちなのに……。
立ち上がり、さっきペ神がいたところに座る。
ロボロさんは私が隣に来たことでビクッとしている。
私がいじめてるみたい…
『契約、しないんですか？』
rbr｢…する…｣
『……口以外ってないんですか？』
rbr｢ある……手とか足とか腹に俺らが口付ければ契約はできるけど効果は薄い。1番効果が絶大なのは身体を交わることだけど…さすがに出来んやろ？というかそれしたらどちらかが死ぬまで契約一生切れんしな…｣
『ふむ…その配慮はできるのに口付けはいいんですね』
rbr｢なっ…！ち、ちが、それが2番目に1番効果が……！！｣
ようやくこっちを振り向いたロボロさん。
rbr｢…っ…｣
そっと頭に手を伸ばして布面の紐を解くとあの綺麗な瞳がこちらを見る。
そのまま頬に手を滑らすとビクッと肩を揺らすロボロさん。
……これ完全に私が襲ってる図だと思わない？
『……私とのキスがそんなに嫌なら他の方でもいいんじゃないですか…?なんなら慣れるまで他のところに口付けて契約でも外には出られるんでしょう？』
rbr｢嫌なわけが無い…！｣
『う、わっ！？』
ロボロさんは立ち膝になって両手で私の頬を触り、目を合わせてきた。
rbr｢ち、小さい時からずっと、ずっと、この神社に来て油揚げとかお供えに来てくれて、俺と話してくれて……ずーーっと好きだったのになんでそんなこと言うん……？｣
『…え……ちょ……』
悲しそうな目で見ないで…。
というか、さりげなく告白された？恥ずかしさで頭がパンクしてる。
rbr｢この世界に来てくれた時はほんま嬉しかった。だって他の世界の男にAを取られなくてええんやもん｣
『あ、あの…』
rbr｢目ぇ逸らさんで｣
さっきまでの弱々しくて初々しいロボロさんどこに行った。
澄んでいた瞳は、今熱が籠ってる。
思わず引け腰になると、ロボロさんの尻尾でぎゅっと支えられる。
rbr｢契約ーー…巫女、Aを主として迎える｣
ロボロさんがそういった時、口付けをされた。
何度も小さくリップ音を鳴らして啄んでくる。
唾液を流し込むのにここまでする必要ないんじゃないか……そう思って口にしようとした途端、にゅる、と暖かいものが口内に侵入してくる。
『ん…っふ、…』
舌を絡め自由に弄ばれる。
思わず後ろに引きそうになるが、その前に後頭部を抑えられ逃げることが出来ない。
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るこ(プロフ) - 初めまして、色々な詳細設定と世界観とストーリーが本当に大好きです!!!続きを全力待機させて頂いてます( ・ω・)ゞ (2021年10月9日 8時) (
レス) id: eeae77dfea (このIDを非表示/違反報告)
あす - この作品とても大好きです！続編が見つからなくて………うずうずしてます(´；ω；`)ｳｯ…続編の題名を教えていただけると幸いです……… (2020年6月17日 22時) (レス) id: 1c12ee2560 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)はー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品で一気読みしてしまいました！すみませんが48〜は消されてしまったのでしょうか…？それともまた出すご予定ですか？続編は出ているようなので不思議に思い質問させてもらいました。 (2020年6月2日 0時) (レス) id: 6fa534fce0 (このIDを非表示/違反報告)
怜音-ren-(プロフ) - 初コメ失礼します…！ストーリー展開めっちゃ好きです。神ですか？ (2020年5月31日 4時) (レス) id: 41c5bcfd41 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿の者 - …ぺ神が居るって事は、兄さんもでる？？ (2020年5月29日 22時) (レス) id: 50fd833488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年5月20日 2時
