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まだ夕方にもなってないし巫女服に着替えてタオルを持ち、もう一度露天風呂に向かう。
猫姿のショッピをタオルで包んで抱き上げて部屋に戻った。
ペ神がめげずにロボロにくっつこうとしてるのはもう気にしないでおこう
部屋に戻って、畳にタオルを敷いてショッピを下ろす。
ガシガシと拭いて水分をふき取ってから熱くないようにドライヤーでゆっくり乾かしながらペ神から渡されていた猫用のブラッシングを通していく。
『ん、よし！ふわふわ！』
乾かしたばかりでまだ毛がふわふわとしている。
可愛い……
｢俺もお返ししてあげますよ｣
『え』
人間姿に戻ったショッピは私を座らせ、ドライヤーを手に持ち私の髪の毛に触れる
｢女性って髪の毛乾かすの大変ですよね｣
『んー、まぁ長いと大変だけど…慣れるよ？』
｢自然乾燥してるのにいっつも髪の毛サラサラっすよね…｣
『そう見える？ふふ、ありがとう』
されるがままになってると、ドライヤーの音が止まる。
『わ、すごい！さらさら！』
自分で乾かすといつも髪の毛広がるのに、今は落ち着いてまとまっている。
ショッピくん天才だわ
『ふー、さすがに風呂上がりに巫女服は暑いなぁ』
｢んー…じゃあ少し散歩行きます？夕食までに時間ありますし｣
『そうだね…食前の運動にもなるし』
ショッピと外に出て、少し遠いところまで歩いてきた。
森の中は月明かりがないためいつもより暗い。
普通に歩いていたが、危ないという理由でショッピの手を握りながら移動する。
『山って、本当に……疲れる…』
｢大丈夫っすか？｣
『くそぉ…浴衣で下駄…同じような条件なのになんでそんなにスタスタ歩けるのか不思議だわ…』
山を下駄で進むって…大変
最初よりは少し慣れたけどそれでもつまづいたりはする
あと、明かりで照らしてるとか言うけどそんなに強い光でもない。懐中電灯なら強いだろうけど…私が今手に持ってるのは狐火が中に入ってるというランプだ。提灯はもっと見えない…
ロウソクを中に入れててもいいんだけど、神社を出る時にロボロが今日は狐火にしとけって言われた。何かあったら多分助けてくれるって…たぶん…？
曖昧すぎて怖いわ。
『ショッピくんはこの暗闇でどこまで見えてるの？』
｢俺っすか？うーん……どこまでって…印がないから伝えづらいっすね…あ、そうだ。俺の力をAに貸せば見えるんじゃないっすか？｣
『え？貸すって…？』
ショッピは歩くのを辞め、手で私の目を覆った
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るこ(プロフ) - 初めまして、色々な詳細設定と世界観とストーリーが本当に大好きです!!!続きを全力待機させて頂いてます( ・ω・)ゞ (2021年10月9日 8時) (
レス) id: eeae77dfea (このIDを非表示/違反報告)
あす - この作品とても大好きです！続編が見つからなくて………うずうずしてます(´；ω；`)ｳｯ…続編の題名を教えていただけると幸いです……… (2020年6月17日 22時) (レス) id: 1c12ee2560 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)はー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品で一気読みしてしまいました！すみませんが48〜は消されてしまったのでしょうか…？それともまた出すご予定ですか？続編は出ているようなので不思議に思い質問させてもらいました。 (2020年6月2日 0時) (レス) id: 6fa534fce0 (このIDを非表示/違反報告)
怜音-ren-(プロフ) - 初コメ失礼します…！ストーリー展開めっちゃ好きです。神ですか？ (2020年5月31日 4時) (レス) id: 41c5bcfd41 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿の者 - …ぺ神が居るって事は、兄さんもでる？？ (2020年5月29日 22時) (レス) id: 50fd833488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年5月20日 2時
