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妖怪の世界も上手いこと経済が回っているらしい。
｢疲れてないならこのまま祭りの奥まで案内するけど行く？｣
『いく…！』
｢よっしゃ、沢山食べて帰るぞ〜！ちなみに今昼時やで｣
お昼かぁ…空が暗いしお祭りだから夜気分だったがそういえば明るい時がないって言ってたもんなぁ…
またロボロに抱えられて下まで降りた私達は端から端まで楽しみまくった結果……
『貰いすぎちゃった』
｢A効果抜群やなぁ…おっちゃんらみんなおまけしてくれる…｣
手には鈴カステラやポテト、ヨーヨーや金魚とかなんかもう色んなものが手に抱えられてる。
人間界と同じものが置かれているのはありがたいが、3/5の確率で、目玉や血、心臓！！って書かれたお店が並んでいて心臓がキュッとなる。
人間の1部なのか動物の1部なのか知らないけど目をそらすのが1番だろう。
｢そろそろ帰るかぁ｣
『そうだね…ご飯作らないと…私はおなかいっぱいだからちょっと食べれないけど』
｢え？少食やなぁ…｣
『え、逆にまだ食べるの？』
｢おいなりさん作るんやろ？ポテトとか焼きそばとか色んなもんあるし、他の食べ物いらんからおいなりさんだけ作って！｣
『それで足りるなら…全然いいけど…ペ神はいいのかなぁ』
｢ペ神もおいなりさんだけでも十分やと思うで？足りんかったら買ったもんあるしな！｣
ロボロがそう言うならおいなりさんだけでいいか…。
お祭りの道から逸れたら誰もいないことを確認してロボロが何十枚かの形代に息をふきかけ、私やロボロの荷物を全て持つ。
｢形代、先に家に届けといてくれ｣
形代は飛んでたくさんの荷物を運んで行った。
｢さて、俺らはゆっくり帰ろうか｣
『うん』
提灯をロボロが手に持ち、前を照らして森の中を歩いてく。
私はこの先が全く見えないがロボロは見えているらしい。
しばらく歩き進めてると、誰かに見られてる視線を感じる。
『……ロボロ…』
｢わかっとる。ただ、あの骸骨やな…周り囲まれとるけどAの着てる巫女服の影響で近づけないみたいやで。無害だから大丈夫｣
『そう…なんだ』
｢怖い？｣
『そ、それはもちろん怖いけど…ロボロがいるなら大丈夫かなって…』
｢……っ…反則やわ…ずるい…｣
『え？』
ロボロは布面越しに顔を抑えていた。
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るこ(プロフ) - 初めまして、色々な詳細設定と世界観とストーリーが本当に大好きです!!!続きを全力待機させて頂いてます( ・ω・)ゞ (2021年10月9日 8時) (
レス) id: eeae77dfea (このIDを非表示/違反報告)
あす - この作品とても大好きです！続編が見つからなくて………うずうずしてます(´；ω；`)ｳｯ…続編の題名を教えていただけると幸いです……… (2020年6月17日 22時) (レス) id: 1c12ee2560 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)はー(プロフ) - コメント失礼します！とても面白い作品で一気読みしてしまいました！すみませんが48〜は消されてしまったのでしょうか…？それともまた出すご予定ですか？続編は出ているようなので不思議に思い質問させてもらいました。 (2020年6月2日 0時) (レス) id: 6fa534fce0 (このIDを非表示/違反報告)
怜音-ren-(プロフ) - 初コメ失礼します…！ストーリー展開めっちゃ好きです。神ですか？ (2020年5月31日 4時) (レス) id: 41c5bcfd41 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿の者 - …ぺ神が居るって事は、兄さんもでる？？ (2020年5月29日 22時) (レス) id: 50fd833488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2020年5月20日 2時
