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『この街に夕コがいるのね』
レダ「成瀬に会うまではまだ危険だから急ごう。警察に見つかっても厄介だし」
『警察ねぇ…ここの街の警察にはさすがに共有されてないよね?』
レダ「どうだろ、探られたらそれまでだし見つかるのも案外時間の問題かもね」
『夕コからの連絡待ちかな…数日前からここに来てたらしいし多少は情報探ってくれてるはず』
芹「移動手段確保もしないとだね」
牢「無線機も欲しいし食いもんも必要か」
とりあえずコンビニまで走っていこうという話になり徒歩で向かうことになった。
コンビニについて必要なものを買って近くにある服屋さんにもよって新しい着替えを新調する。
『ん〜これでいいかな』
適当に服を買い、一応顔を隠せるように口元を覆うようなマスクとサングラスを買っておく。
男性陣が外でがやがや騒いでるのを聞きながら別の服も買っていると店の前に大きな車が止まった。運転席から出てきた女の人をみて服屋を出る。
「A姉さん!」
『久しぶり、夕コ』
抱き着いてきた夕コを抱きしめ返す。
夕「一緒に来てくれて安心した…ありがとう」
『夕コに誘われたしみんなにも来てほしいって言われたしね。私も汚職してたの一緒にバレたしいい機会よ。むしろ私を誘ってくれてありがとうね』
夕「姉さんが味方に来てくれたら心強いよ」
レダ「そろそろ離れろイチャイチャすんな」
レダーが夕コからAを引き離して、逆にレダーからバックハグをされる。
夕「お前空気読め!今いい感じだったろ!」
レダ「そんなもん知らん」
夕「あのなぁ」
夕コが何かを言いかけた時に遠くからサイレン音が聞こえてみんなが一瞬警戒心を高めた。
『ここの街ではまだ警戒することないのに気を張っちゃうね』
芹「このまま集団でここに居ても仕方ないから移動しよう」
夕「そうだね」
『ところでこの大きい車は何人乗り?』
夕「6人」
『ここにいるの7人だけど』
「「「・・・」」」
レダ「俺の膝の上のる?」
牢「バカいうな」
刃「セクハラ罪」
レダ「えぇ…めっちゃ言う…」
芹「みんな普通に乗れないかな」
いったん乗ってみようということで夕コが運転席に乗って音鳴が助手席に座った。細身な芹沢と隣に座った方がいいと思い、詰めて座ったらなぜかガタイの良いレダーが隣に来た。明らかに人選ミスだ。刃弐とかがいいに決まってるのに刃弐の方を見たら牢王漣と楽しそうに話しているのを見て諦める。
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ルリ(プロフ) - 今から続きが楽しみです☺️頑張って下さい🙇♀️❣️ (3月5日 9時) (レス) @page4 id: f2a767728c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるっぷ | 作成日時:2024年3月5日 4時