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「やめて！怖がらせないで！」
『杖を下ろして！！』
「下ろせ！！！彼には手を出すな！！！」
「クリーデンス…！」
私たちがマクーザの人達を止めようと声をかけたが、それを無視して一斉にクリーデンスに攻撃を放った。
クリーデンスに隙を与えないように連続で次々と放たれていく魔法は彼を苦しめる。
苦しそうに叫ぶクリーデンスの声を聞いてるのに私たちは止められない。
大きな衝撃波が来て目を瞑り、開けた時にはクリーデンスの姿はなかった。オブスキュラスの残骸なのか羽のように宙を舞うものを見てグレイブスは絶望したかのように見上げる。
「愚か者達め……何をしたのかわかってるのか？」
「オブスキュラスを生むものは殺せと私が命じました」
ピッカリー議長はグレイブスに言い放つ。
「貴女の行いは歴史に残るだろう…大きな過ちとしてね」
「彼はノーマジの命を奪いました。魔法の存在を秘密をにする神聖な法律を犯した」
「その法律のせいで我々はドブネズミのようにコソコソと本当の自分を押し殺して生きねばならない…！正体を知られないようにと常にビクビクと怯えていなければならない！」
グレイブスの言ってることは一理ある。
私も隠れて生活することに意味は無いと思っているから。時代遅れの法律だとは思っている。
「俺はもう従えない」
グレイブスは一瞬私の方を見たが、すぐに逸らして背を向け足を進める。
「闇払い達、グレイブスから杖をお預かりして。彼を連れていきなさい」
その言葉にグレイブスは立ち止まり、数秒するとこちらに向き直る。
こちらに向かって歩いてきたグレイブスは杖を奮って攻撃をしてくる。数人がかりで攻撃しているのに闇払い達は逆にグレイブスに倒されていく。
『ニュート、あれ』
ジェスチャーでわかったのか、頷くとニュートはスウーピング・イーヴルを放ってグレイブスの腕を後ろで縛り付ける。
引っ張って跪かせればティナが杖を奪った。
私たちはグレイブスに近づいて杖を向けるとニュートにその手を抑えられ、代わりにニュートが杖を向ける。
「レベリオ」
変身しているものを解く呪文だ。やはり怪しいとニュートも感じ取っていたのだろう。
魔法が解けていくグレイブスはグリンデルバルドの姿へと変わっていった。
「捕らえておけると思うか？」
やれるならやってみろと言わんばかりの顔でグリンデルバルドはピッカリーを見る。
「我々の名誉にかけて」
闇払い2人に捕まれ立たされる。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
