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「クリーデンスだろ…？助けに来たんだ。君を傷つけたりしない、僕の隣には君を助けれる人がいるんだ」
『決して危害は加えないわ』
何も反応のないクリーデンスに柱から姿を出してゆっくりと近寄る。
『私達、同じ力を持つ人に会ったことがあるの……小さい女の子よ』
「牢屋に入れられ、長い間閉じ込められていた。魔法を使ったバツでね…」
クリーデンスはゆっくりと人型に戻って線路に座り込んだ。
『クリーデンス、そっちに行っていい？』
そう言うとクリーデンスはゆっくりと首を振る。
「……あの人の仲間？」
『あの人…？？もしかして…グレイブスに接触してたの？』
そう言うとゆっくり頷くのを見て警戒されてる理由がわかった。
『…私の写真でも見せられた？』
「………」
『そう…』
また頷くクリーデンスに思わずため息を吐きそうになってそれを飲み込む。
『私はグレイブスの仲間じゃないわ、というか…なんなら敵対関係…みたいな感じなんだけれども……あのねクリーデンス、あなたはグレイブスに利用され…っ！！』
ジャリ、と聞こえた音に顔を上げると同時に身体が吹っ飛ばされる。
ニュートが咄嗟に抱えこんでくれたおかげで痛みはない。
どうやらこのタイミングでグレイブスが来てしまったようだ。
グレイブスを見た途端クリーデンスはどこかに走って行ってしまう。
グレイブスはまた攻撃を放ってくるのを見て、ニュートの身体を押して攻撃を当てないようにして私も直ぐに離れる。
「Aっ！」
『大丈夫！』
ニュートを目掛けて放たれる魔法を杖を構えて相殺すればグレイブスは顔を歪める。
お返しに攻撃をかけたが、予想通りそれも打ち消された。
攻防戦を繰り広げてると地下鉄の…電車の音がした。
後ろを振り返ればクリーデンスがいる訳で…
間に合わない！と思った時にグレイブスがクリーデンスを魔法で避け、事故は防げた。
咄嗟に姿くらましをして私達も避ける。
ニュートがクリーデンスを追うようにして線路を走ると、グレイブスは電流を流してニュートを足止めした。
ニュートは防衛してグレイブスの攻撃を防ぐがクリーデンスを気にしてよそ見をした瞬間、吹っ飛ばされる。
無言で憎たらしそうに何度も攻撃をするグレイブスに私はニュートの前に姿現しをしてその攻撃を防ぐ。
それでも何度も攻撃を繰り出すから防衛するしか手段がない。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
