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「2人とも、彼を助けて！」
ティナはすぐにグレイブスの元に行ってしまった。
私もティナを追いかけようとしたらお腹に腕を回して抱きしめられるように止められる。
『離して！ティナ1人じゃ…！』
「ダメだ！ティナには申し訳ないけど僕はAと一緒がいい、何があってもね」
反論する余地もなく、ニュートは私ごと離れたクリーデンスの近くに姿くらましをした。
私たちはクリーデンスに近づくためにビルの屋上に次々と移動していく。
「クリーデンス！僕たちが力になる！」
『っ、ニュート！』
害を加えないというようにニュートが手を上げるがクリーデンスは突っ込んでくる。
次は私がニュートの腰に手を回して姿くらましをし、次の屋根の上へと移動する。
屋根の上を走っていると正面の屋根に誰かが姿現しをし、クリーデンスに攻撃を仕掛ける。
マクーザの人達だ。
このままだと巻き込まれてしまいそうだ。
「こっちだ！」
屋上の扉に隠れ、戦闘の様子を見つめる。
『っはぁ、はっ…』
「大丈夫？」
『大丈夫……』
ニュートの足の速さについて行くのが大変で息切れしてるだけだ。
こっそりクリーデンスの様子を見つめればマクーザの人達の攻撃はあまり効いてないかのように思える。
大きな建物の前で銃を構えてるマグルの警察官たちはクリーデンスの破壊力の恐ろしさに逃げ出す。
『止める？私なら行けると思うけど…』
「いや、クリーデンスを怖がらせない方がいい。なるべく説得してこっちに来させるんだ」
『なるほどね…』
「君ならクリーデンスを何とかできるだろう？」
『…無茶言うわね…パッと見た感じ精神的に不安定だから難しそうだけど……話せるならなんとかなるかも』
それが一番こちら側にとっては平和的解決なのかもしれないが……
問題はグレイブスが来た時が厄介だ。
クリーデンスは私を知らないはずだし変に話しかけても警戒されそう。それはニュートにも言えることだが。
どう動くべきか迷って見てると、クリーデンスは人型に戻って地下へと進んで行った。
「…行こう」
地下の階段で姿現しをする。
なるべく足音を立てないようにそっと降りて姿を探せば、オブスキュラスの状態のクリーデンスが天井の方で留まっていた。
ニュートとアイコンタクトをして柱の影に隠れる。
ハンドサインで合図を出すとニュートは口を開く。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
