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その頃クイニーはティナの心を読み取って死刑になることがわかるとすぐに行動に移った。
「はぁい！サム！」
ジェイコブを連れてるサムと言う男に笑顔で話しかける。
「呼ばれてたわよ？私がオブリビエイトしとく」
「君には任せられん」
「……ねえサム？あなたの浮気セシリーは知ってるの？」
心を読み取ったクイニーはサムに脅しをかける。
運悪く、すぐ近くにはそのセシリーがいてサムに微笑みかけていた。
「なんでそれを……」
「私にその人を預けてくれたら黙っててあげる」
その言葉にサムはジェイコブを手放す他なかった。
「なんでここに？」
「しーっ！ティナがピンチなのよ」
2人は急いで歩く。
「ニュートのトランクはどこ！？」
「グレイブスってやつに取られた」
「わかったわ、来て」
ニュートのトランクを取り返しに行くため急いで向かった。
ーーーーー
ニュートは先に処刑されそうになってるティナを助けるためにピケットで鍵開けをして周りの執行官を全て気絶させた。
スウーピング・イーヴルでティナを助けると2人は急いで処刑部屋を出る。
「どこ向かってるの！？」
「先にAを助けなきゃ！」
どこにも移動してないことを信じてさっきの部屋に戻って扉を開けようとしたが鍵がかかっている。
ニュートはティナに少し下がらせ、勢いよく足に力を入れて蹴れば扉は中に倒れていく。
それと同時に部屋の中から冷気が溢れ出てくる。
嫌な予感がしてすぐに部屋を覗けば机に突っ伏して倒れてるAの姿が確認できた。
「A!?どうしたんだ！」
「っ、なによこれ…寒すぎるわこの部屋」
『ぅ……あれ…ニュート？』
驚いたように目を開けてこちらを見つめるAを見てニュートは少し安心する。
だが、全身ずぶ濡れで長時間いるせいか体が冷えきっている。
頬を触れば死人のように冷たい。
ここに長時間も滞在するのは危険な為、ニュートは素早くAを抱き上げ走り出す。
『っ！？まって、離して！』
「ピケット、Aの手錠をとるんだ」
『話を聞いてよ！』
「いいから大人しくしていて！落としそうだよ！」
『ニュートが濡れちゃうでしょ！？』
「そんなの後で乾かせばいい！今は君の身体のことと逃げることが優先だよ！」
カチッと音がして重たい手錠が取れ床に転がっていった。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
