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「この御馳走、めちゃくちゃ美味しいよ！こんな美味いもん生まれて初めてだ！」
「貴方って楽しい人！私ノーマジと話すの初めて…」
「ほんと？」
クイニーとジェイコブがお互いうっとり見つめ合っている。
だが、私は汗が気になってしまう。
明らかに体調が良くないのは分かるし…早く治したいのに治してあげれないもどかしさが半端ない。
ニュートは2人の雰囲気を見ていられないのか、俯いているし。
「……誘惑してないわ…」
クイニーがそう言うとティナがバツの悪そうな顔をする。
「深入りするなって思っただけ…どうせオブリビエイトする人だから。悪く思わないで」
ティナがジェイコブにそう言うと、汗を拭いていたジェイコブは頷く。
「あら大丈夫？具合悪そう…」
その言葉をきっかけに私とニュートは同時に立ち上がった。
「コワルスキーさんと僕らは早めに休ませてもらうよ。君だって明日早いだろ？二フラーを探しに行かなきゃ」
「二フラーってなに？」
「…聞かないで」
ティナは呆れたように言う。
「寝床はこっちよ、Aは待ってて」
『え？』
「え？？一緒の部屋にするわけないでしょう？」
『え……あ…』
確かにそう言われればそうなのかもしれないが…。
ニュートと一緒に行かなければ意味が無い。
どう答えようか迷ってると、ニュートが私の腰に手を回して抱き寄せてくる。
「あ、あの、僕らいつも一緒に寝てるから…一緒でいいよ」
「まぁ…！素敵ね！」
「でも今日は我慢して、コワルスキーさんもいるのよ？それにベッド2つしかないし」
「同じところで寝るから大丈夫」
「シングルよ？狭いわ」
『だ、大丈夫…いつもくっついてるから…』
そう言うとティナは諦めたように「そう…」とため息混じりに言った。
部屋に案内され、ティナが出ていくとニュートはベッドに横になって布団を被る。
せめてコートを脱げばいいのに……ボウトラックルのピケットを入れているからなのか、別の理由があるのか脱がない。
コワルスキーさんは興味津々に本を読んでいるし。
私はコートを脱いでニュートの居るベッドに腰掛けて本を読む。
「なぁ、あんたら本当に一緒に寝てんのか？」
『…えぇ、そうよ』
「スキャマンダーさんがそんな風には見えないけどな…」
ニュートの態度を見てそう言ってるのだろう。
だが、彼とは本当に一緒に寝ていたりするしこう見えて甘えただからくっついてくることの方が多い。
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紅月@aile(プロフ) - 初コメ失礼します！映画沿いで主人公ちゃんとニュートの絡みにドキドキしながら読んでました！何より、文才が凄くて感動しました！2作目も読みたいです！ (2022年5月16日 17時) (
レス) id: 1bb58b29e8 (このIDを非表示/違反報告)
ロッカルキングボーン！(プロフ) - 初めてのコメント、失礼します！本当に本作品が大好きで、本当に最高でした…！主人公ちゃんとニュートの関係性も最高ですし、なにより文が読みやすくて本当に素晴らしいの一言に限ります…！この作品を書いてくださり、そして公開してくださりありがとうございました！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: c839c729ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃ(プロフ) - はじめまして！1作目完結おめでとうございます！！いつも楽しく拝見していました。是非2作目も読みたいです。よろしくお願いします！ (2022年5月12日 0時) (レス) @page50 id: 619933edc5 (このIDを非表示/違反報告)
koropochi0125(プロフ) - 2作目お願いしてもいいですか？ (2022年5月11日 21時) (レス) @page50 id: f7a260b65c (このIDを非表示/違反報告)
真実(プロフ) - 初コメ失礼します！！完結おめでとうございます！！2作目も楽しみにしています！ (2022年5月11日 18時) (レス) @page50 id: 6427fd8af0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるっぷ
| 作成日時：2022年5月1日 20時
