第5話〜無事で…〜 ページ10
第7話〜無事に…〜
A
「……あ、でも雨って匂い消してくれたわよね…モンスターの嗅覚からは逃れられるか…でも視界悪いわぁ……どうしましょうかねぇ…火でも付けたらマシになるんだろうけど……ねぇ…」
そう言って溜息を吐くと何時までもここに居るのもなぁ、と思い直しもたれ掛かっていた木から背中を離し雨が当たらないギリギリの影まで行く
A
(歩き回るのも危険だけど、此処に居るのも危険よね、取り敢えずモンスターの嗅覚からは逃げられるし音を立てないようにして洞窟なり何処かしらやすめる場所を見つけないと……)
そう考え息を吸うと意気込んで足を前に出し雨の中へと踏み込んだ
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リリア
「どどどどどうしよう!!Aまだ帰ってこないよ!!」
ミル
「やばいやばいやばい、まずいまずいまずい、これちょっと無理なんじゃない?」
リュート
「うわぁぁぁぁぁぁ!!言うなミルゥゥゥ!!」
シュヴァル
「もももももしAに何かあったらどうしよう…あ、ほんとにどうしよう…」
ヒョロ
「きっと大丈夫きっと大丈夫きっと大丈夫きっと大丈夫きっと大丈夫きっと大丈夫きっと……大丈夫じゃなかったらどうしよう!?」
ダン先輩
「落ち着けお前ら、混乱するのは分かるし助けに行きたい気持ちもわかるが、この状態での捜索は絶望的だ。それにAは賢いし生きる為の術も運も持っている、きっと大丈夫だ。」
ジーニー
「案外、リュートみたいにモンスターを孵化させてモンスター達と戦ってこっちに向かってるかも知れないぞ。」
ストーン
「あぁ、それにオレを眠らせる薬を作ってそれをこっそり飲ませる事が出来るんだ、怪我をしても薬を作れるだろうし、モンスターに見つかっても逃げられるさ。」
オムナ村長
「そうじゃ、ダンの言うとうりAは賢い、きっと無事に帰って来る」
その頃のA
A
「なんかもう、心が折れそう…死んだ方が早くない?」
無事に帰って来るのか…
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- Ksさん» 暇で草 (2022年1月2日 2時) (レス) id: c0433351f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ks - 失踪かーあと何年待てばいい?もう作んなよw (2022年1月2日 2時) (レス) @page16 id: 9989684b5f (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - 質問返答ありがとうございました!嬉しかったです〜! (2017年12月30日 23時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - やっぱり質問ちゃんとします…すみません。子供達の好きな人を教えてほしいです! (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - テンパるルトナちゃんが可愛い… (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルカ | 作成日時:2017年10月9日 12時