第8話〜卵との出会い〜 ページ11
A
「さてと…何処かに休める場所は…」
森の中を音を立てないように進むと、出来ることならこの雨が止む前に休む場所を見つけたい
A
「ん?何か光ってる?」
歩いていると目の中に小さな光が差し込んできた、何処に行けば良いのかも分からないので取り敢えず其処に近づく
A
「人が居るのかしら?あ…」
光の元凶は今日此処きた当初の目的地だった…それは、
A
「たまご!うわぁ、此処で見つけるなんて…!ついてるわぁ」
今にも飛び上がりそうな気持ちを抑え切れず思わず舞い上がってしまう
A
「村に持って帰るなんて待ちきれないわ!それに持って帰ろうにもかなり重いし…此処で孵化させましょうか…できるかわからないけど」
少し自信なさげに呟くと息を吸い込む、そしてうろ覚えな台詞を唱えた
A
「我が名はA…聖なる絆石よ、眠りし御霊の魂を目覚めさせたまえ、いざ新生の時、目醒めよ!」
しかしたまごは反応しないしかしどうしても諦めたくなかったから私はこれまで以上に想いを込めて
A
「お願い…私の…オトモンになって……!」
それでも卵は反応しない、
A
「…うん、まぁ、わかってたけどね…絆石も持ってないし、ライダーとして特別な修行を積んだ訳でもないし…」
はは、と乾いた笑みを浮かべて立ち上がる、そしてそのまま立ち去ろうとすると、後ろでピキッという音がなった
A
「…え、なんか踏んだ?って、嘘でしょ…」
なんと卵にヒビが入っていた、いやこれでもかなり動揺している、冷静か!と思った皆様、これでもかなり動揺しています。
A
「え、え、これどうすれば良いの?落ち着け私、そうだ一番最初に私の顔を見てくれれば良いのかしら?」
もう一度卵の側に駆け寄りヒビが大きくなっていく卵を見つめる、すると突然周囲に閃光がほとばしりあまりの眩しさに目が眩み、一瞬だけ何も見えない真っ暗な空間が広がる
その瞬間に私は私自分自身の聴覚と視覚が麻痺した事に気がついた
どれ位経ったかわからないけどようやく視覚と聴覚が回復した時には仰向けに倒れていて何かがのっかかっているような感触がした、感覚も麻痺してたのかな?なんて考えながら目を開けると其処には紅色のモンスターがいた
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- Ksさん» 暇で草 (2022年1月2日 2時) (レス) id: c0433351f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ks - 失踪かーあと何年待てばいい?もう作んなよw (2022年1月2日 2時) (レス) @page16 id: 9989684b5f (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - 質問返答ありがとうございました!嬉しかったです〜! (2017年12月30日 23時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - やっぱり質問ちゃんとします…すみません。子供達の好きな人を教えてほしいです! (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - テンパるルトナちゃんが可愛い… (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルカ | 作成日時:2017年10月9日 12時