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第一話〜いつもの朝〜 ページ2

「…朝…か、」


そう言うとベットから降りて、ベッドのそばにあったピアスを取り、洗面台へ歩き出す


長く白い髪が窓から入ってくる風になびくのを抑えながら鏡で自分の姿を確認する


真っ白な髪、雪のように白い肌、黄金の瞳


まるで天使のような妖しくも美しい少女が鏡に映っていた


普通の人ならばその美しさに見惚れるのだろうが…


少女は何事も無かったかのように顔を洗うと、髪を整え手に持っていたピアスを付ける


タンスへ行き服に着替える、今日は待ちに待った絆合わせの儀式…の前日だ、


リュート達と森に卵を探しに行こうと言う約束をしている、とても楽しみにしていたので


準備を急いでいると、ドアがトントンと叩かれたので


ドアへ行き扉を開けると


「おはよう!A!」

「おっす!」

「おはよう、リュート、ナビルー朝から元気ね、ちょっと待ってくれる?また作ってないの。」


扉の向こうにいたのは、幼馴染のリュートとナビルーだった、


Aと同じく親がいないリュートはナビルーと二人で住んでいるのだが…


当然、料理など出来るはずが無い、なのでこのように毎日Aの家に行き、


朝ごはんを頂戴している、全く羨ましい限りである。


「あぁ!なんか手伝うことあるか?」


「ナビルーも手伝うぞ!」


この様に朝ご飯のお礼にリュートは何かしら手伝ってくれる、

いつも…

「じゃあ、裏にある畑と作物収穫して来て、はい、此れに入れてね」


という風に地味に疲れる作業を頼むのだが、リュートは嫌な顔せず


「おう!任せろ!」

と言ってくれるのだがらありがたい、そのままリュート波庭に走り去っていった


「ナビルーは何をすればいい?」


とナビルーがAの足元に来たので


「じゃあいつもみたいに味見担当ね。」


「了解だ!」


ナビルーはこう見えて良い舌を持っている、理由は分からないが、


なので、いつも料理の完成度はナビルーに見てもらっている、


「ん〜、ちょっと味が薄い気がするぞ。」


「言われてみれば…塩でも入れてみましょうか。」


こんな感じで、ナビルーは割とすごい。


「よし…ナビルーリュートを呼んできてくれる?」


「あぁ!了解した!」


ナビルーが庭に走り去っていくと料理を食器に入れて机に並べた、


今日は昨日の余り物の野菜のお肉を使って野菜炒めに白米だ


少し多めに作っているのでリュートがいくら食べても問題無いだろう。



字数の関係上次です

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- Ksさん» 暇で草 (2022年1月2日 2時) (レス) id: c0433351f7 (このIDを非表示/違反報告)
Ks - 失踪かーあと何年待てばいい?もう作んなよw (2022年1月2日 2時) (レス) @page16 id: 9989684b5f (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - 質問返答ありがとうございました!嬉しかったです〜! (2017年12月30日 23時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - やっぱり質問ちゃんとします…すみません。子供達の好きな人を教えてほしいです! (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)
ブルー - テンパるルトナちゃんが可愛い… (2017年12月11日 20時) (レス) id: 65159bac94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルカ | 作成日時:2017年10月9日 12時

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