46.君がいない（渡辺side） ページ46
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渡「Aが居ない？」
阿「うん…」
俺の誕生日から2日経って、夜。
A以外のみんながいる中であべちゃんが言った。
渡「普通に友達ん家行ってるとかじゃなくて？」
向「LINEしても既読にならんし電話も電源が入ってないみたいで…」
渡「あぇー…」
試しに電話をかけてみたけどコール音もならずに自動音声が流れた。
渡「…ほんとだ」
目「みんな最後に会ったのはしょっぴーの誕生日？」
岩「うん、洗い物じゃんけんが最後」
目「だよね。俺も」
LINEのメッセージに今どこ？って送ったけど一向に既読はつかない。
ラ「…ふっかさんは？」
深「…」
それまで黙っていたラウの声に、みんなの視線がふっかに集まった。
ラ「Aちゃんに会ったの？」
深「…」
ソファに座るふっかとその下に座ってるラウはふっかの膝に手を置いて心配そうに問いかけた。
深「…ん」
ラ「…」
深「…翔太の誕生日会の後、シャワー浴びてて。んで終わって部屋行こうとしたらAが玄関にいて」
ラ「うん」
深「どこ行くの？って聞いたら、急な仕事って。クライアントが無茶言ってるって。…んなわけないじゃん。いくらなんでも。1時過ぎてたし」
宮「うん」
深「けどすぐ戻るからって、言ったの。ほんとに？って聞いたら、うんって。」
阿「…」
深「…そっから朝まで待ったけど、帰ってこなかった」
ふっかの声はすげぇ小さくて、でもみんなが話を聞こうとしてるから、ちゃんと聞こえる。
ラ「…ふっかさん的にはどう思ってるの？」
深「…」
ラ「…」
深「…彼氏に会いに行った、とか」
その言葉にみんなが息を呑んだ。
Aがこの家に来た理由。
“『同棲中の彼氏がいる。喧嘩した。相手のお手手もろもろがでちゃうようになった。逃げてきた。』”
彼氏のD V。
指折り数えながら淡々と話してたAがもうずいぶん前のことに思える。
深「…」
てか、えっ、真夜中に、
そんなやつんとこに、
自分から会いに行って、
渡「…そんで今連絡つかないの」
深「…」
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ある。(プロフ) - mamemiyaさん» 初めてのコメントありがとうございます！そうっていただけてとても嬉しいです(*´-`) (6月23日 23時) (
レス) id: 1f4f5764c8 (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。今後の展開がとても気になります。更新楽しみにしてます！ (5月30日 17時) (レス) id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
ある。(プロフ) - 綾音さんさん» 綾音さんコメントありがとうございます♡好きな作品と言っていただけでとても嬉しいです🥺励みになります。 (2023年4月29日 22時) (レス) id: 1f4f5764c8 (このIDを非表示/違反報告)
ある。(プロフ) - 樹乃さん» 樹乃さんはじめまして☺️ありがとうございます！！そう言っていただけてとても嬉しいです(*´-`)更新頑張ります！ (2023年4月29日 22時) (レス) id: 1f4f5764c8 (このIDを非表示/違反報告)
綾音さん(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます。好きな作品なので更新とても嬉しいです〜！ある。様のペースでこれからも頑張ってください🫶🏻 (2023年4月22日 20時) (レス) @page45 id: 5de1a4939a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ある。 | 作成日時：2022年10月25日 0時
