よんさんきゅう ページ2
レコ「なっ！！」
ソウ「ケイジ…！？ちょっと待ってよ、なんで普通にいるんだ…!!!」
ケイジ「悪いねー、来るのに時間がかかっちゃった。」
すっかり棺の中でドリルに貫かれたと思いかけていたというのに、いとも容易く、飄々とした様子で目の前に立っているケイジ。
驚くなという方が無理な話かもしれない。
サラ「ほ…本物なんですか！？」
ケイジ「オバケかも…触ってみる？」
サラ「ケイジさん……!」
ケイジ「……本物だよ。
話せば長くなるけど、ランマルに充電室に閉じ込められちゃってね。」
ギン「なんだワン、はやくおしえろにゃぁぁん！！」
ケイジ「ごめんごめん…
心配かけたね。よく頑張ったよ、ギン。」
ギン「う、うん……!」
ケイジ「状況はトランシーバで聞かせてもらってたよ。」
ソウ「それじゃあ、説明しなくてもわかるみたいだね。」
ケイジ「あぁ、任せなよ。」
ニヤリと笑うケイジ。
ふと、オリと目が合ったので、からかうようにより口角を釣り上げる。
ケイジ「するべき事をするために……ね？」
『…ははっ、クサイセリフですね。』
ケイジ「ほんとにね。誰が言ったんだっけなぁ。」
ミドリ「……ルール違反だ…。」
わっと盛り上がるサラ達をよそに、画面の向こうから聞こえてきたのは、今までに聞いたことの無いくらい低く、情けない声だった。
サラ達の視線が、自然と彼に向けられる。
ミドリ「今、やっと気づいたよ。
…使ったんだな、ミシマの首輪を…!!」
『………』
ミドリ「ホエミーが回収にしくじったミシマの頭…
ちぎれた頭には首輪がついたまま…!!
まだ、首輪は見つかっていない…
お前が持ってたんだなケイジ！！
そしてあの棺に入れたんだ！！」
言葉を紡ぐにつれ、だんだん熱を帯びていくミドリ。
…しかしケイジは、そんな彼とは対照的に髪をかきあげ、言う。
ケイジ「………それで？」
ミドリ「こんなのは不正だ！他フロアで紛失した首輪を使うなんて想定外だ！ルール外なんだよ！！」
ケイジ「……」
ミドリ「ミシマの首輪は違反だ…!明らかな不正……!」
ソウ「勝負は着いたんだ。往生際くらい…」
アルジー「いや、ミドリは正しいぜ。」
感情的になるミドリと、冷めた目で彼を見るサラ達。
そんな彼らの間に、アルジーが割って入り、仲裁を入れる。
アルジー「ミシマの首輪は本来使われる予定のないシロモノ…それで処刑を回避したなら、そりゃ不正だ。」
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ぽぽぽ(プロフ) - また読み直しに来ました…。まじで涙とまんねぇよぉ…定期的に見にきたくなる作品初めてです。ほんとにｸﾗｲﾔさん愛してます。らぶ。九重ちゃんもらぶ。 (2月16日 10時) (
レス) id: 84325108d2 (このIDを非表示/違反報告)
らるらる - 涙がメッチャ溢れてます~､､､､､また、続き待ってますね。… (1月4日 3時) (レス) @page19 id: a6c7068b23 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽ(プロフ) - 唐突ですみません。これ見返すのこれで6回目なんですよ…。…何回泣かせてくれるんですか！！！もう本当に…。夢主ちゃんに恋しそうですホント…。これからも頑張ってください！！！！ (10月8日 1時) (レス) @page19 id: 84325108d2 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾗｲﾔ(プロフ) - Dorothyさん» コメントありがとうございます！！番外編まで…！！嬉しさの極みであります (2023年1月13日 18時) (レス) id: 8a85863d1f (このIDを非表示/違反報告)
Dorothy(プロフ) - 供給少なめのkmgsnの夢小説を書いて頂きありがとうございます……番外編も全て見ました、某ニット帽マフラーさんと夢主ちゃんの絡みすこです！ (2022年9月6日 21時) (レス) id: 7168971a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｸﾗｲﾔ | 作成日時：2021年7月20日 21時
