xxviii ページ29
『まぁまぁそう言わないでくれよ。エンターテイナーなのさ。』
コウ「あ？」
新村君から睨まれてるが、そんなのお構いなしだ。
サトル「茶番？茶番だと！？どうして狼の肩を持つんだ！！命がかかってるんだぞ！！」
ドクターは、新村君に対しても声を荒らげる。
タケオさんにおさえられてる状況だというのに、頑張るなあ。
コウ「命がかかってるからだ。
俺らはこの裁判で、狼を処刑しなければならない。
羊を殺したら、こっから出ることはできないからな。」
サトル「だから、狼はそいつだと…!」
コウ「それは無い。
最初に手札をひいた時、こいつが羊を引いたところを見たからな。」
サトル「……………
…………………………は？」
コウ「…まぁ、偶然か、狙ってかは、知らないが？
しかし、俺はこの目で羊の絵を見ている。
だから、こいつが狼であるわけがないんだよ。」
あぁ、惨めだ。
あんなに、声を荒らげていたのに。
あんなに必死に訴えていたのに。
『…………ふっ』
まるで、絶望に落とされたみたいな顔じゃないか。
サトル「……お、おまえ、だって、狼って…………」
言葉は、返さない。
代わりに、にっこり、笑ってみせた。
サトル「_____________、」
ゴソゴソとポケットを探り、スマホを取り出す。
この一瞬でやつれてしまったようにも見える彼に、
敬意をもって、
心いっぱいの気持ちをこめて
取っておきの、プレゼントだ。
＿はぁ………はぁ…………………
ユキナリ「！！！そ、それ……!!!!」
そこに映されているのは、たった2人の人物。
横たわる羊と、そんな羊に注射器をうつ、狼。
『決定的な証拠。だよね？狼さん？』
サトル「お前っ………お前ぇぇええええ！！！！！！！」
『おやすみ、そしてさようなら。米森サトル。』
これをもって。
第一回目の狼裁判は、終了した。
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ｸﾗｲﾔ(プロフ) - なかねこさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます！読んでくれて嬉しいです！！！！！！！！わわ、気が合うなんて、嬉しいっっ。これからも更新頑張ります！！！！！！！！！！ (2022年3月18日 7時) (
レス) id: 8a85863d1f (このIDを非表示/違反報告)
なかねこ - キミガシネの方から来ました！オリちゃんの方も良かったけど狼ゲームの方も凄く良きです！私ｸﾗｲﾔさんと気が合うかもしれぬ...更新いつも楽しみにしてます！ (2022年3月17日 19時) (レス) @page45 id: c7c3a69365 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾗｲﾔ(プロフ) - コメントありがとうございます！！！主人公ちゃん人気で嬉しいです！！更新これから頑張ります！ (2022年2月26日 5時) (レス) id: 8a85863d1f (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - みんなこの主人公大好きだよね‼︎私も‼︎ (2021年12月21日 20時) (レス) @page10 id: 431a156ded (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - クソ好きです！！！！キミガシネの方も楽しみながら見させていただきました！！！！狼ゲーム大好きなんで、めっちゃ見させていただきます！！！！！！！まいどまいど主人公ちゃんがどタイプです！！！！！ありがとうございます！！！！！(？)更新頑張ってください！！！ (2021年11月19日 21時) (レス) @page9 id: 43df3075c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｸﾗｲﾔ | 作成日時：2021年8月13日 16時
