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虹色の青年「あ、誰か出てきた！」
『…おぉ。』
ドアを開けた先は、どこか現実離れした場所。
裁判所のような、でも、どこか不気味で…あぁ、あれだ。遊園地のクオリティの高いおば屋敷に入った時のあの感覚に似てる気がする。
ともかく、どこか非現実的で不気味謎の空間。
そこに1人、虹色の髪をした青年が立っていた。
随分と奇抜はファッションをしている。恐らく年下だろう。…いやしかし派手だな。
虹色の青年「君も、もしかして気づいたらここにいた感じの人？」
『も…って事は、君もなんだね？』
虹色の青年「そうなんだー。目が覚めたらあの暗い部屋にいたんだよねー。」
フワフワした語尾の青年は、ダボダボの袖で壁の方を指さした。
見れば、壁には、13このドアが見える。そのうちの1つは、さっき自分が出てきたドアだ。
……と、その瞬間、そのうちの1つが開く。
白い服の男性「…なんだ、ここは。」
虹色の青年「また誰か出てきたね。」
『やぁ、どうも。』
白いコートの男性は、自分同様異様な部屋を見回した後、こちらに歩み寄る。
白い服の男性「…お前達が、俺をここに連れてきたのか？」
虹色の青年「違うよ！僕もこの人も、気づいたら暗い部屋にいたんだー。」
『恐らく、同じ境遇だと思うよ。』
白い服の男性「そうか…しかし、なんなんだ一体…」
頭を抱える男性。虹色の彼もそうだけど、随分と顔の整っている。
見た感じ、20代前半…歳は近そうだ。
その後も、続々と部屋から人が姿を現した。
性別も年齢とバラバラ。共通点もてんでないように見えるけれど。
声「お、狼ゲームにようこそ！は、早く、それぞれの名前が書かれた椅子に座ってください。」
最後の男性、チェック柄の服の青年が部屋から出て、会話を交わしたところで、部屋に、不気味な声が響いた。
しかし、こんな状況下。椅子に座ろうとする人などおらず、みんなその場に立ち尽くしている。
声「ちょ、ちょっと皆さん！言うこと聞いてください！！」
ナメられてるなぁ。可愛そうに。
大柄な男「いいから早くここから出せ！俺は警察だぞ！」
声「警察だろうと、ここから出すわけにはいきません！」
しかし、疲れたな。ずっと立ってたからかな。
白い服の男性「じゃあ、どうしたら出られると言うんだ！」
声「もぉ！言う事聞かないなら罰を受けてもらいますよ！」
やっぱり、運動は定期的にしておくべきか…止めただけですぐコレとは。歳かな。
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ｸﾗｲﾔ(プロフ) - なかねこさん» こちらこそいつもコメントありがとうございます！読んでくれて嬉しいです！！！！！！！！わわ、気が合うなんて、嬉しいっっ。これからも更新頑張ります！！！！！！！！！！ (2022年3月18日 7時) (
レス) id: 8a85863d1f (このIDを非表示/違反報告)
なかねこ - キミガシネの方から来ました！オリちゃんの方も良かったけど狼ゲームの方も凄く良きです！私ｸﾗｲﾔさんと気が合うかもしれぬ...更新いつも楽しみにしてます！ (2022年3月17日 19時) (レス) @page45 id: c7c3a69365 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾗｲﾔ(プロフ) - コメントありがとうございます！！！主人公ちゃん人気で嬉しいです！！更新これから頑張ります！ (2022年2月26日 5時) (レス) id: 8a85863d1f (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - みんなこの主人公大好きだよね‼︎私も‼︎ (2021年12月21日 20時) (レス) @page10 id: 431a156ded (このIDを非表示/違反報告)
青いG(プロフ) - クソ好きです！！！！キミガシネの方も楽しみながら見させていただきました！！！！狼ゲーム大好きなんで、めっちゃ見させていただきます！！！！！！！まいどまいど主人公ちゃんがどタイプです！！！！！ありがとうございます！！！！！(？)更新頑張ってください！！！ (2021年11月19日 21時) (レス) @page9 id: 43df3075c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｸﾗｲﾔ | 作成日時：2021年8月13日 16時
