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違うんだよ！俺じゃないの！
こんなに近い距離に顔があるってのも、熱測る時に手じゃなくて自分のデコで測っちゃうのも萌えでしかないのに、俺じゃ萌えねーよ！俺は第三者になりてーの！
「ちょっと大ちゃん！近すぎるってば！離れてよ！」
「ん？おお、つい」
つい、がなんなのか分かんないがちょっと待て、これは天然コンビの相葉くんの嫉妬じゃないか？
拗ねたように唇を尖らせながら俺と智くんを引き離す相葉くん
これは間違いないな
てかどっちが受けになるんだ..
なんだかんだで年上の智くんに翻弄されちゃう鈍感で天然な相葉くん受けもよし
元気で男らしい相葉くんにリーダーで年上で、頼りになるんだけど何処か儚げで守ってあげたくなる智くん受けもよし
あー、くっそどっちも好きだ
なんなんだよ！萌えすぎて自分に腹立つわ
「翔さん？またボーッとしてない？大丈夫？」
「あ、おう！全然大丈夫！」
「最近も忙しそうだったし、やっぱり疲れてんだよ。少し寝る？」
「大丈夫！全然平気！」
寝るより貴方達を見つめる方が疲れがとれるから
「...じゃあ、せめて..」
おもむろに近くのソファに座わったと思ったら、ポンポンと自分の膝を叩き出した
「.....へ？」
「俺の膝、使って良いから。少し横になりなよ」
あぁ、松潤。そんなに澄んだ目で俺を見ないでくれ。その100%の好意が俺の腐った心に刺さる..
「だ、大丈夫！俺よりその..ニノ！ニノの方がきっと疲れてるから！」
ありがたいけど俺じゃないんだ、ニノとそういうイチャイチャをしてくれ
「私ですか？..疲れてないですけど」
「ていうか 、ニノより翔さんの方が..」
「あー、なんか俺喉乾いてきたなぁー！飲み物買ってくる！」
このままじゃ、本当に松潤の膝を借りてしまうことになりそうなのでとりあえず逃げる
俺は別にメンバーといちゃいちゃしたいわけじゃないんだよ！
メンバーのいちゃいちゃを影から見つめて色々妄想したい人なんだよ！
だからごめん、皆！と心で謝りながら楽屋を飛び出した
パタン、と閉まった扉を4人は見つめる
「あーあ、行っちゃったよ」
「まぁ、でも、翔ちゃんを膝枕させる事は阻止出来ましたし」
「..あとちょっとだったんだけどなぁ」
「んふ｡おいらは翔くんを間近で見れた」
「あ！そうだよ！大ちゃんずるいー！ほんと油断も隙もないんだから！」
「また次のチャンスを狙いましょう」
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蜃気楼(プロフ) - 未来さん» コメントありがとうございます！大体土日更新になりそうな予感です笑亀以上に遅い更新速度ですが、見捨てず応援して下さると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月9日 20時) (
レス) id: b3c68028e3 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - この作品では､はじめましてですね｡まぎらわしくて､すみません｡応援しています! (2019年6月5日 18時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - はじめまして!!この作品も､他の作品もとっても大好きです｡いつも読ませて貰っています｡蜃気楼さんのペースで更新頑張ってください! (2019年6月5日 18時) (レス) id: ae35368d95 (このIDを非表示/違反報告)
蜃気楼(プロフ) - 生姜さん» コメントありがとうございます！更新頻度は亀以上に遅いですが、これからもよろしくお願いします！ (2019年6月5日 18時) (レス) id: b3c68028e3 (このIDを非表示/違反報告)
生姜 - 私も応援してます！ (2019年6月2日 20時) (レス) id: 1766b7fc8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜃気楼 | 作成日時：2019年5月25日 21時
