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Aside


近くの森の背の高い木に登って日が出るのを待っていました。


今の私の身体を見るともう人間の姿に戻っているのですが…


A「うぅん…上弦と戦って傷1つないのは怪しいですよね…どうしましょう…」


今悩みに悩んで考えるのは自分の身体を見渡しても傷が1つもないということでした。


いくら柱でも上弦の鬼は恐ろしいもの…それにカナエさんがあんなにボロボロになってしまっているのなら…尚更傷1つない私は怪しまれてしまいます…



そうこう頭を捻らせ悩んでいるうちに私は傷跡を自分で作ればいいのだとひらめきました。


爪をたてて一気に左腕を斬りました。


A「なかなか痛いものですね…」


そう呟いてから自分の頬にかすり傷を作ったり隊服を少し裂いてみたり…


A「上出来でしょうか…?」



腕がじんじんと痛みます…深く作りすぎました。


私はお日様がでると同時に木から降りて人間に見つからないように蝶屋敷まで足を運びました。


A「日柱の日宮Aです…お邪魔します…」


今はお日様が1番高く上がった時間…私は蝶屋敷の門を叩きました。


しのぶ「はぁーい…っは!日柱様!!ご無事で何よりです!凄い傷!早く上がってください!」


門を叩くと直ぐに胡蝶しのぶさんが出てきて涙目になりながら診察室で私の傷を手当てしてくれました。


しのぶ「はい!出来ました…本当に姉を庇ってくださりありがとうございました…ご無事で何よりです。」


A「… 当たり前の事をしたまでです…任務ですから…それより…カナエさんに会えますか?」


しのぶ「姉さんは…あれからずっと眠り続けてて…傷は手当て出来ましたが…もう恐らく肺がダメになっています…眠ってますがお会いになりますか?」


A「報告したい事もありますし…合わせてください…。」


そこからしのぶさんにカナエさんの部屋まで案内してもらいしのぶさんには少し席を外してもらい今眠っているカナエさんのベットサイドに腰掛けました。


A「カナエさん…上弦の弐は私が倒しましたよ…安心してください。あと、傷痛みますよね…少し治すので失礼しますね…?」


私はカナエさんの顔を手でつつみ、額に自分のおデコをくっつけました。


A「血鬼術 灸治…」


私が呟いた瞬間カナエさんの身体を光が包み込みました。


A「カナエさん…これからは自分のお身体を大切にね…?」


そう言うと私は蝶屋敷を後にしました。

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(プロフ) - 人を愛し人に愛された鬼のお話 2【鬼滅の刃】のパスワードを教えていただきたいです! (2020年11月29日 19時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
狩華 - すみません、パスワードがわからなくてこの小説の続きが見れないんですが…教えていただけないでしょうか…? (2020年11月21日 0時) (レス) id: 95ea5261ad (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆ。(プロフ) - 東方Pさん» ご指摘ありがとうございます、直しておきました! (2020年6月14日 16時) (レス) id: 228204aa84 (このIDを非表示/違反報告)
東方P(プロフ) - 47ページの、実弥の字が巳になっています。あとおもしろいです! (2020年6月14日 14時) (レス) id: e701055d1b (このIDを非表示/違反報告)
ぎゆ。(プロフ) - 白玉の星さん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!返信の仕方が分からず遅くなってしまいごめんなさい!面白いと言っていただけて嬉しいです!これからも面白く書けるように頑張ります(笑) (2020年5月28日 19時) (レス) id: 228204aa84 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぎゆ。 | 作成日時:2020年5月18日 15時

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