3人の日常 (ページ9)

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part4 ページ9

ぺいんとside

ようやくあのデカゾンビの攻撃パターンが読めてきた僕は、ふと妙なトコに気づいた

「ねえねえ死神っ君！」
「どうしっました？」

僕はデカゾンビの攻撃を僕は剣の鎬で滑らせるように受け流し、死神君は鎌を縦に持って攻撃を流すと同時に反撃していた。

・・・器用だなぁ
まあそれは置いといて

「あのゾンビ燃えてないよね、僕の見間違いじゃないよね」
「それ、が？」

一旦デカゾンビからスペースを取った死神君は、それがどうしたという風に首をかしげるが、、、

周りの森は既に破壊されまくり、

さんさんと日光が差している

なのにゾンビが燃えていない

「えっ、まだわかんないのww」
「っ！そういえば！」

＼(^q^)／by死神

「さよなら死神君・・・僕は君のこと一生忘れない・・・‼」
「何勝手に人を殺してるんで、すか！」
「えぇ～だって暇だった、し！」
「・・・僕はこの場面で暇って言える神経が羨ましいで、す、よ！」
「だって僕だし」
「・・・・・・」
「・・・黙んないでよ」
「・・・・・・」
「おーい」
無言で紅の鎌を操っている。率直に言おう。

怖い

「ぺいんと君、死神君、あの2人避難させてきましたよ」
「あっ、クロノアさん！お疲れ様です」
「ありがとうございます」
あれ、死神君さっきまで黙ってなかったか？
まぁいいや←

僕らは一旦デカゾンビから距離をとった

「他にいませんでした？」
「正確には護衛役含めた4人居たんだけどその護衛役2人がロストしたらしい」

ロストとは死亡してベットが有るとこまで転送されることだ。つまり

『あのデカゾンビってだいぶやばいやつだった(んですか！)のか！』

うわぉ
「で、クロノアさんはどうしますか？」
「んー、やっぱ俺はこれ(弓)使います。一番慣れてるんで」
「じゃ、ついでに支援頼んでいいですか？僕も死神君も上書き使っちゃってるんで」
「了解です」

クロノアさんが後ろに駆け出していくのを確認して、デカゾンビの方を向くと

「・・・C/ wi phenoria xes Selah Ulsxep」

そんな呪文と

大量の矢が飛んできた。
(しかも全部デカゾンビの頭に命中)

『へっ⁉』

思わず後ろを振り向いた

そこには

群青に染まる弓を携えた

クロノアさんが立っていた