part28-死神 ページ34
死神side
必中かつ高威力を満たすにはどうすれば良いか
幾つか方法があるが、僕は面全体を範囲にしたものが今一番シンプルで強力だと思う
大鎌のデメリットだけが目立っているが、大鎌のメリットはその攻撃力だ
死「それを活かすしかないでしょう?」
ニヤリと笑う僕に思わず足を止めるチビゴーレム
チャンス!
僕はマナ量は多いけど操作は苦手だ
ならシンプルに鎌の部分だけを巨大化する!
死「Oe/ Dia = U elmei pheno ora.」
ーーーー緋く緋く染まっていく僕の鎌
それに従って鎌の部分が巨大化していく
最終的に持ち手はそのままの大きさなのに鎌の部分はいつもの5倍(当社比)という色々おかしい大鎌が出来上がった
死「うわ、重っ!」
だから重い、凄い重い。そしてそれを支えてる手首の負担が半端ない
思わず両手持ちをする
取り回しは片手の方が良いんだけど、パワーはこっちの方が出る。というか今回は両手持ちしないと満足に振れそうも無いし
重心を低くして水平に構える
慌ててチビゴーレムが後ろに逃げようとしてたけど気にしない
僕は鎌の水平を維持するとそのまま
死「おっっりゃぁぁぁぁぁぁ!」
全力で僕の周りを薙ぎ払った!
結果:衝撃波の発生
丁度闘技場の真ん中に立っていた僕を中心とし発生した衝撃波
何が言いたいかっていうと
チビゴーレムはもちろん攻撃を受けて粒子となって消えた
だが二次災害が発生した
即ち、闘技場の破壊
壁を覆うように障壁?があったんですけどそれを砕いて壁を壊しちゃったんですよね
ーーガラガラと崩れ落ちる壁
YA☆BA☆I
ア「敵ゴーレムの破壊によりエリュケーナ魔術学校実技試験を終了します。お疲れ様でした。」
死「よかった・・・まだばれてないっぽい・・・ならば逃げる!」
僕は逃げるように崩壊した壁から扉を発掘して脱出した
8人がお気に入り
「実況者」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:bloocela | 作成日時:2016年1月19日 21時