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part23-クロノア ページ29

クロノアside

サ「クロノアさーん、あなたが最後ですよー」

ようやく出番ですな

時計を確認するとぺいんと君が行ってから10分ほど経っていた

ク「サカミチ先生ついでに頼んでもいいですか?」

サ「何を?」

ク「恥ずかしいんですが・・・案内してもらってもいいですか?」

サ「へっ?」

ク「迷うので」

サ「?」

ク「私方向音痴なんですよね」

サ「まじですか」

ク「まじですね」

サ「・・・わかりました。こっちです」

本当ですよ?

そのまま俺らは黙ったまま会場に到着した

サ「頑張ってきてくださいな」

ク「行ってきます」

先生の応援をもらって俺は扉の前でノックして名乗った

ク「k-121クロノアです」

ドアを開けて

一瞬の浮遊感と眩暈

気づくとそこは闘技場だった

ク「これは流石に・・・凄い」

まるでどこでも○アだ

ア「これよりエリュケーナ魔術学校実技試験を開始します」

ふと頭上から声が聞こえて顔を向ける

前に戻した時には今までとは違う点があった

ク「アイアンゴーレム?」

そう、昔見たアイアンゴーレムにそっくりだった

大きさも変わらない

違う点はその姿勢。まるで村人のような

ア「ゴーレムを起動します。健闘をお祈りします」

俺がじっくり観察してたらアナウンスが流れてアイアンゴーレムの瞳が赤く光る

そしてそのゴーレムは何かを投げてきた

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作者名:bloocela | 作成日時:2016年1月19日 21時

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