色気 ページ7
.
………しっかし、
押し付けるってどうすればいいんだ。
ていうか、どこに⁇
やっぱり、腕とかかな。
「………あ、ノーマン、」
考えている途中、いいタイミングで
ノーマンが向こうから歩いてきた。
よし、もう思い切って実行しちゃえ。
私はノーマン!と大きな声で呼び、
彼の方に駆け寄って行く。
そして、腕に抱きついた。
……もちろん、胸を押し付けて。
ノーマン「びっくりした、Aはいつも元気だね」
「あはは、たまたまノーマンに会えたのが嬉しくて」
ノーマン「………!嬉しい事言ってくれるなぁ、」
ノーマンは優しく笑いかけてくれる。
胸なんて全然気にしてなさそうだ。
こんな事してるのに、
どんだけ鈍感なのこの人。
少しだけふくれっ面をすると、ノーマンは上を見ながら言った。
ノーマン「…………ね、ぇ、A、さっきからさ」
「うん…………え、さっきから何⁇」
ノーマン「…う、腕に」
ま、待って、
これは私の胸を意識したんじゃ。
絶対そうだよね、これ‼
ワクワクしながら次の言葉を待っていると
エマ「どーーんっ‼2人とも何話してたのっ?」
ノーマン「っわ、え、エマ‼そんな大したことは喋ってないよ」
エマが後ろから、
私とノーマンに抱きついてきた。
こ、こ、こやつ、いいタイミングで‼‼
「〜〜〜っ、エマの馬鹿!こちょこちょする‼」
エマ「え、ぁ、ちょ、なんで⁉」
せっかくの作戦が全部崩れた
………やっとノーマンが、
私の胸に気づいてくれたと思ったのに
ノーマン「………」
.
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ゆずポン - レイがカッコイイ！ (2020年10月5日 20時) (
レス) id: a16aa29af8 (このIDを非表示/違反報告)
羅華 - 最高でした。レイめっちゃかっこいいですね！ (2020年4月20日 19時) (レス) id: 1e26c5f6fc (このIDを非表示/違反報告)
けいこ(プロフ) - 本当に素敵な小説でした！次回もし書く機会があればいいんですけどレイオチの小説リクエストです！ (2020年3月24日 14時) (レス) id: a0b9e4dc28 (このIDを非表示/違反報告)
どぽぽ２(プロフ) - うわ、ノーマンもレイもかっこいい……！！素敵な小説ありがとうございます！ (2019年8月29日 11時) (レス) id: 7f61df18d8 (このIDを非表示/違反報告)
まる。 - レ、レイ……！好きッ！！ (2019年8月7日 13時) (レス) id: 76c9882528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるみ
| 作成日時：2019年5月18日 19時
