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体育館につくと椅子が約百個程並んでおり、ほとんど埋まっている
中学のクセに少し人数が少ないのかなと椅子の数を見て思う。ここ私立だっけ?たしか公立だったハズなんだけど
前世は約三百五十人位はいたのだが今世は百人くらいだ。約三倍
中学校にしては珍しい人数だなと思い、席に行こうとする
あれ?俺ものクソ目立つ髪色してね??
やべえ、呪術師以外はパンピー目指そうとしていたのに
その夢も壊れちまうじゃねぇか
でも染めるのもめんどくさいな
「うわぁ、俺目立つ髪色してるじゃん」
「いいのよ、気にせず座りなさい」
そう言われたので前から五列目の席へゆっくり向かい、座る
周りにコソコソ何か言われている気がするが気の所為だろう
絶対気の所為じゃないだろうがな
ちなみに苗字が二条なので結構後ろの方だ
名前までごじょせんに似ててまた発狂しそうになったが耐えた俺は偉いと思う
と言うよりかコソコソコソコソうるさい
色々なことが聞こえてくるがとりあえず無視を通していこう
「チッ」
コソコソ言うぐらいなら直接俺に言えばいいのにコイツらは、と毎回思う
てか俺無視できてねぇな
入学式ってこんなダルかっただろうか
いつもはこれからの生活にワクワクしていたっけ
二回目だからワクワクとか感じないのか
前世では中学校生活は大変だったから今世はゆっくりと過ごそうと思っていたのだけどな、今世でも同じことになりそうだ
だがしかし、前世と今世の俺では少し違う
つまり、やられたらやり返す、倍返しだ!
体育館にも沢山呪霊は居るようだ
天井に4級が二体、二階の窓際の通路には3級が一体、地面には4級が一体。合計四体だ
本当にここ何があったのだろうか
殺人か、いじめか。本当に何があったのだろうか
そんなことを思いながら校長のなっっがーい話を聞く
「―――。次は特待生のご紹介です。どうぞ」
この学校、特待生なんてものがあるのか
多分、成績がものすごくいいのだろう。
でも所詮、まだ十二、三歳だ。
俺は高校生ぐらいの知識がないとそういう人は認めないから
何がなんでも
「皆さん、おはようございます。
僕の名前は"夏油一"。名前だけでも覚えて頂けたら嬉しいです
これから三年間よろしくお願いいたします」
今俺は宇宙を背負っている
原因は彼の自己紹介にあった
そう、それは彼が"夏油"と言ったからだ!!
頭は?マークだらけだ。
まず夏油で思い浮かべる人は誰だ?
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涼風 - 続き楽しみにしてます。好き… (2021年12月4日 23時) (レス) @page45 id: e80a4daaf8 (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - まってガチ推しマジ推しなんだが。すき。 (2021年7月20日 8時) (レス) id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
りとり(プロフ) - 星空の砂時計さん» ありがとうございます!自分のペースで頑張って行こうと最近は思ってます!またどこかで会いましょう (2021年4月26日 23時) (レス) id: ed859d9808 (このIDを非表示/違反報告)
星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね! 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう! *´▽`* (2021年4月25日 19時) (レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
りとり(プロフ) - 碧斗さん» ありがとうございます!試行錯誤しながら書かせていただいたのでそう言っていただけて嬉しいです!これからも見ていただけると幸いです! (2021年4月11日 19時) (レス) id: ed859d9808 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りとり | 作成日時:2021年3月25日 0時