閉ざした思い【あおい】

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「ケホッ…ケホッ…ゴホッ…ｶｯ…」


男1「な、なあ…大丈夫じゃなさそうだけど…」


男子2「でも…こうしないと梨花さんに…」


監 禁されてから何日経ったのかも分からない


食事は取れるし生きていける


でも薬を飲まない日が続くと体的にも限界が近づいてくる


胸が締め付けられるような痛みに頭痛が身体を襲い


視界が歪みこのまま死ぬのかなっ…


誰にも見つからないまま…


逆にいいのかもしれない


「…っ！カハッ…」


え…血…？


あ、終わりだ……


このまま目を閉じたら、一生目を開かない気がする


最後くらいはあおいの顔みたかったな


ばいばい…ありがとう


ゆっくり瞼を下ろし体の力を抜こうとした時


すごい重音が響き渡った


？「A！！」


視界がハッキリしてくるようになるとようやく誰が来たかわかった


「あ…おい…」


男1「な、お前ら誰だ！」


男2「誰だろうが関係ねえ、やらねえと捕まるぞ！」


男1「そのつもりだよ！」


白「ちゃんと人数確認してからそういうことは言いなよ、」


2手に別れて男を囲み縄でしばりつけていくところが見えた


の「A、もう大丈夫やで」


「のっ……くん…」


縛られている縄を解いてくれる


体が開放されるが体に力が入らず体が傾き倒れていく


の「おっと…って、これ着とき」


裂かれている服を見て自分が着ていたコートを掛けてくれた


ありがとうが、言えない


声が出ない


？「あんたたちなにしてんの！うるさいわよ！」

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