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どうやったらAを戻せるか......。
というかAがバレーを辞めた理由って何だ...?
......旭さんなら知ってるかも。
あいつは旭さんに憧れてたしな。
西谷「......。」
集中して考えてたせいか、少し周りの音が遠くなっていた。
Aが戻ってこないと、来年は日向にエース取られちまうぞ...？
？「......さん!」
いくら影山や日向が入って来たって、あいつが来ないと烏野は本調子を出せないし...。
？「ノヤさん!」
西谷「うおっ」
西谷「翔陽か!どうした!?」
日向「いえ、あの...」
西谷「?」
言いにくいのか、目をあっちこっちさせている。
日向「あの、さっきのコーチと大地さんの話なんですけど。」
西谷「これで全員かって話か？」
日向「は、はい!」
何て言えばいいか...。
「おう!いるぞ!」......これはなんか違うな。
「あー...いないいない!」これはAを否定しちまうし......。
「......もうすぐ帰って来る。」
いやでも、A頑固なとこあるしなぁ。
西谷「う〜ん...。」
日向「......？」
日向「もしかしてまだ居るんですか!？」
西谷「えぇっと......。」
どう言ってやるべきだろう...。
......いや待てよ？
確か旭さんを戻して来たのは翔陽だったよな?
......。
西谷「なぁ翔陽。」
相談してみようとしたそん時だった。
澤村「休憩終わりー!!」
タイミング悪ぃ。
日向「ノヤさん...？」
西谷「...いや、何でもない!」
やっぱもうちょい俺と龍でねばってみるか。
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作者名：SkyMoon | 作成日時：2023年11月5日 16時
