6 ページ7
そしてさりげなく大ちゃんの隣を確保した私。
なにか話さなきゃ…と話題を探してたら
大｢伊野ちゃん浴衣似合うね〜｣
急にニコニコしながら話しかけられて顔に熱が集中する。
｢ほんと？ありがとう嬉しい(ﾆｺｯ)｣
素直に嬉しかった。大ちゃんだけに見せたかったんだもん。
大｢そんなに可愛いのになんで彼氏作らないの？｣
｢え……？？｣
大｢好きな人の話とか聞いたことないし？｣
言ったことないに決まってるじゃん。
ずっとずっと大ちゃんが好きなんだから…。
｢いるにはいるんだけどね。彼氏になってほしい人…… って大ちゃんだってそうじゃん！彼女…作らないの？｣
大｢おれ〜？うーんそうだなぁ。そういう感情分かんない…かな｣
｢そうなんだ…なんか意外(笑)｣
夏の暑さで浮かれて彼女欲しくなればいいのに。
私のこと好きになれば、、いいのに。
そうでなくてもちょっとは私を意識してほしいな…
｢じゃあさ、試してみない？仮のカレカノ｣
大｢どういう意味？｣
｢今から2人で花火見たい……｣
キュッと大ちゃんの袖の端を掴んでみる。
大｢……///// 別に、いいけど…｣
赤くなってる…え、可愛い…！！！
｢ありがと…！｣
それから皆で飲み物を買ってから花火が見やすい場所へ移動して、私たちはバレないようにこっそり別の場所へ。
2人で地面に腰を下ろして少しくっついてみる。
大｢じゃあせっかくだし手でも繋ぐ？｣
なんて手を差し出されたら、繋ぐ他ない。
これだけで満足すぎて幸せだよ私。
今は仮の彼女。でもいつか他の子なんて見れないくらい好きにさせてみせるから。
炭酸の泡みたいにしゅわわと好きが溢れ出た夏。
夜空に咲く花火を2人で寄り添って見る。
｢綺麗だね…｣
大｢うん。最高に綺麗…｣
いつまでも待つから、きっと私を選んでね？
.
サイダー / CHiCO with HoneyWorks
.
──────────────────
1作目から意味不明すぎる…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みらい | 作成日時：2019年1月30日 3時
