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大ちゃんと一緒にいたいがために開いた勉強会から数日。
｢明日から夏休みだが、ハメ外しすぎないように！｣
いよいよ夏休みが始まる。
そう、大ちゃんと会えない夏休み…。
でも私たちにはイベントが待ってるの！
それは
薮｢大ちゃん来週の夏祭り行くよね？｣
大｢当たり前！屋台の焼きそば食いてぇ！｣
高｢食べ物目的かよ(笑)｣
夏祭りの花火大会。
｢大ちゃんたちも行くんだ…｣
光｢あっちは3人で行くみたいだね。あ、ねぇ伊野ちゃん浴衣着ていこうね？｣
｢うん！光 着付け手伝ってね？｣
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
そして迎えた当日。
光と2人でバッチリ浴衣を着て会場に着いた。
そして探してしまう大ちゃんたちのグループ。
｢大ちゃんたちお祭り来てる？｣
そう送ってしまったL○NE。既読はつかない。
光｢あ…わたあめ食べようよ！｣
｢そうだね！あのピンクの可愛いよ〜！｣
可愛いわたあめを持ってフラフラと歩き回る。
珍しくアレンジした髪も、ネイルした爪も、全部大ちゃんのためだよ…？ 今日はもう会えないのかな？
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落ち込んだままだと一緒に来てくれている光に悪いから、テンションを上げて色々屋台を回る。
｢金魚とれない〜！動き速すぎる…｣
光｢あははっ！伊野ちゃん下手くs…｢下手だなぁ〜(笑)｣ って大ちゃん？！｣
｢え？大ちゃん？｣
光の言葉を遮って私を馬鹿にした声が頭上から聞こえてきた。
それは紛れもなく大ちゃんの声で…。
嬉しくてバッ！と顔を上げると
大｢奇遇だね！2人で来てるの？｣
少し日焼けしていて、いつにも増してカッコいい大ちゃんがいた。
｢う、うん…2人だよ！そっちは3人？｣
大｢おう！結局いつもの5人集まっちゃったね？｣
薮｢せっかくだし5人で回らない？｣
その一言で一緒に回ることになった。
薮くんナイスすぎる…！！！
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作者名：みらい | 作成日時：2019年1月30日 3時
