事件の近くに猫谷さん【名探偵コナン】

47話 ページ16

「元気だしぃ未来子。」

「そやかて……」

「確かに私と未来子以外まともにカルタできる子おらんかったしな……」

すると思いついたように未来子ちゃんは和葉ちゃんの肩を持った。

「そうや和葉！あんたが出て！」

「えぇ！？」

思い切ったことにでるね未来子ちゃん。

「あたしのかわりに改方学園代表として！」

「そんな急に言われても……！」

「和葉ちゃん大会とかでたことあるの？」

蘭ちゃんが心配そうに聞いた。

「でも練習いつも付きおうてくれたやろ？」

「う、うん。」

「和葉なら体力はバッチリやし、反射神経もある。負けん気も強いし、どんな相手でも物怖じせん！あと妙な図々しさあるやんか。」

ガクッ

褒めてるそれ！？

「な、なんか褒められてる気せえへんねんけど。」

で、ですよねー

「その大会っていつからあるの？」

意外にしっかりしてるな蘭ちゃん。

「それが明後日からやねん。」

キツ！！少し触れたぐらいの素人はキツイよその大会！いや練習相手とかいってたから少し触れた程度では無いのか？

「えぇ！？」

「大丈夫！これから特訓すれば和葉ならなんとかなる！」

すると笑い声が響く。

声の主はどうやら紅葉ちゃんのようだ。

「素人が大会出られて優勝狙いはるん？いっその事百人一首やのうていろはがるたに変えてもらいましょか？」

…なるほど京都の女って感じ！

作者です。友人曰く京都の女でも種類があるらしいです。

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