【マッシュル】七人兄妹の末っ子ちゃん

第30話 ページ31

マッシュ「フィンくんのだ」

A『フィン君どこに行ったんだろうね？』

マッシュ「教科書返さなきゃ」


ゴッ ゴッ ゴッ ゴッ

マッシュ「？」

A『なんの音？』

マッシュ「あっちからだね」

A『行ってみよう』






マッシュ「・・・」

A『・・・』


フィン君が糸みたいなものに縛られ無理矢理、土下座みたいな形で血だらけになってた


フィン「マッシュくん…………Aちゃん…………」

キャベル「マッシュくんにAちゃんじゃん」

マッシュ「A」

A『うん！』


私はすぐさまフィン君に駆け寄った


マッシュ「…………何してるの？」


ヤバい

マッシュが怒ってる


キャベル「謝ってもらってるんだ。彼が調子にのっちゃったからね」


マッシュ「大丈夫？フィンくん…………」

フィン「………うん」

A『でも、傷が………』

フィン「そんなことより……マッシュくん……」

マッシュ「？」

フィン「ぼ、僕なんだ……君の教科書ボロボロにしたの僕なんだ………(泣)」ポロポロ


フィン君が泣きながらマッシュに話した


フィン「怖くて逆らえなくて、けど君は僕のことを友達だって……それなのに僕は君にヒドいことを……だから……どうしても謝りたくて……本当にごめん……ごめんよ」


キャベル「僕にもそうやって素直に謝ればよかったのに。あ、そういえばさ……教頭と一緒に食事するんだけど来ない？そんなボロ雑巾は放っておいてさ」


A『このロールキャベツ！！』


キャベル「君のことをぜひ紹介したいんだ……こんなチャンス二度とないと思うけど、そんな謝ってばかりの奴とつるんでたらね………」


マッシュがすごい速さでキャベルの方に向かっていった

A『あ〜ぁ、知ーらない』

フィン「え？」


マッシュがキャベルの髪の毛を掴み


キャベル「え？」


思いっきり地面に叩きつけた


ゴォォン


マッシュ「謝るのはお前の方」


キャベルは見事に血だらけ


「…………え？」

「いや、ええぇぇっ！？」

フィン「そんなことしたら………退学に…………」

マッシュ「………重要？それ」

フィン「マッシュくん」

マッシュ「・・・。」

マッシュ「あれ？A、結構ヤバい？」

A『ん？あーヤバいかも』

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