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「私は、丘野上社長の秘書をしております、道野優子です。音の件に関しましては、私も毎晩悩んでいました。」
「ほぉ、秘書の方も聞いていたんですか。それが昨晩は聞こえなかったと。」
「はい、音が止んでホッとしていました。あの不気味なリズムと音は、鳴るだけで私たちを不安にさせましたからね。」
「そうですか…。」
山村はまじまじと、道野の顔を見つめる。
「う〜ん。」
「あの、何か…？」
「あ！いやぁ、すみません〜。お綺麗なもんで、つい見惚れてしまいました〜。」
「あ、はは…。」
「ねぇ！お姉さん！」
山村と道野の間に、ぴょこんと飛び出るコナン。
「なぁに？コナンくん。」
「こぉら、大人の話に邪魔しないで…」
「お姉さん出身どこ？僕達ね、米花町から来たんだけど…。」
「え！私も米花町出身よ！」
コナンの質問に、目を輝かせる道野。
「本当に！凄い偶然だね！」
「えぇ！こんな田舎に来てから、米花町出身の人に出会った事なかったから嬉しいわ！」
「僕も嬉しいよ！」
コナンと道野の盛り上がりの横で、山村は何やら考え込んでいた。
「米花町出身…米花町…あぁ〜！」
「何ですか？」
「あぁ、いやいや。こっちの話ですよ、へへ。」
すっとんきょうな声をあげたかと思えば、何やら慌てふためきながら、山村は小五郎の方へ向かって行った。
「毛利さん…！彼女、米花町出身らしいですよ！」
「何ぃ？米花町と言えば、丘野上社長が残したダイイングメッセージの…。」
小五郎は、証拠写真の血で書かれた米花の文字を見つめる。
「まさか…彼女が犯人…。」
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clone Alice - リリさん» ありがとうございます！更新は遅いですが、話はできてるので必ず公開しますね！ (2022年3月30日 20時) (
レス) id: 2476b11c54 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 初めはして！一気読みしました!!続き楽しみです‼ (2022年3月24日 13時) (レス) @page10 id: f34a09b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：clone Alice | 作成日時：2021年9月4日 18時
