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「うひゃあ…ザ・豪邸って感じだな。」
大きな洋館を目の前に小五郎は唸った。
「凄いね…まぁ、園子の家には負けるけど。」
「そうだね…。」
「それより、安室さん達はまだかな？」
「もう来るんじゃない？」
(多分…。)
コナンは車に乗る前の会話を思い出していた。
『かなり大人数になっちゃいましたね。』
『じゃあ、俺はレンタカーで。4人乗りのでいいよな？』
小五郎はレンタカーを借りるため、携帯を取り出す。
『じゃあ私は、毛利さんの方に。』
『あれ？園子はどうするの？』
帰る準備をしている園子に蘭が聞いた。
『あぁ、今日はちょっと。今ちょー話題の恋愛ドラマをリアタイしないとだから！』
『あー、あれ？ビデオに撮ってないの？』
『撮ってるけど！リアタイもしたいの。あの2人がどうなったか、気になって夜も眠れなかったんだから〜！』
『そ、そっか。』
目をハートにする園子。
『じゃあ、先生が私たちの方に…』
『風果さんは、僕達の方に乗ってくださいね。』
『え！？』
安室に言われ、風果は目が点になる。
『話したい事があるので。それに毛利さんの方は、乗れないと思いますよ？』
『え…？』
安室の視線を辿ると、何やら家具を運ぶ小五郎がいた。
『お、おじさん、何してるの？』
『え？何って…丁度車で行けるんだから、この大型ゴミをついでに捨てるんだよ。』
使い古された扇風機や掃除機、椅子に粗大ゴミ処理券を貼る小五郎。
『すみません、先生…。』
『という事で、しょうがないですね。』
微笑む安室に、嫌な顔をする風果。
『じゃあアッシも、そっちのお兄さんの車に同乗させてもらいましょうかねェ。』
『えぇ、そのつもりですよ…。』
2人の様子を、コナンは密かにに観察していた。
『よーごさんすか！いやァ光栄だな〜、スポーツカーに乗せてもらえるなんてェ！』
『よし、じゃあメンバーも決まった事だし、行くか。』
『そうだね。』
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clone Alice - リリさん» ありがとうございます！更新は遅いですが、話はできてるので必ず公開しますね！ (2022年3月30日 20時) (
レス) id: 2476b11c54 (このIDを非表示/違反報告)
リリ - 初めはして！一気読みしました!!続き楽しみです‼ (2022年3月24日 13時) (レス) @page10 id: f34a09b788 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：clone Alice | 作成日時：2021年9月4日 18時
